ロシアのプーチン大統領は13年ぶりに極東のサハリン州を訪問し、太平洋艦隊の演習を視察しました。
プーチン大統領は12日、8月4日から日本海やオホーツク海などで行われている太平洋艦隊の大規模な軍事演習を視察しました。
プーチン氏は演習について、戦闘の即応体制を維持し、アジア太平洋地域におけるロシアの利益と安全を守るために必要だと主張しました。
また、「この地域では対立の可能性が高まっている」としたうえで、「日本は安全保障に関する文書で初めてロシアを主要な脅威のひとつと位置づけた」と指摘し、「ロシアは日本を脅かしておらず、日本に対して何の要求もない」と述べました。
さらに、ウクライナ侵攻を巡る日本の制裁を批判したほか、北方領土についても「第二次世界大戦の結果としてロシアへの帰属が国際文書で確定している」と従来の主張を繰り返しました。
そのうえで、太平洋艦隊の能力や戦力を強化する方針を示しました。
ロシア国防省によりますと、今回の演習には艦艇や潜水艦などおよそ60隻と1万3000人以上の兵士が参加したということです。
プーチン氏がサハリンを訪問するのは2013年以来13年ぶりで、前回も軍事演習を視察しています。
