ロシアのプーチン大統領が、北方領土の択捉島を訪問しました。プーチン大統領が北方領土を訪れるのは初めてです。
ロシア国営のタス通信によりますと、プーチン大統領は13日、実効支配する北方領土の択捉島を訪れ、水産加工施設を視察しました。ロシア大統領府がイクラを試食する様子などを公開しています。
現職の大統領が北方領土を訪問するのは、2010年に当時のメドベージェフ大統領が国後島を訪問して以来16年ぶりで、プーチン大統領による北方領土の訪問は初めてです。
プーチン大統領は8月4日から日本海やオホーツク海などで行われているロシア軍の太平洋艦隊の軍事演習を視察するため、13年ぶりにサハリンを訪問しています。
12日に行われた軍事演習の会合では北方領土について、「第二次世界大戦の結果としてロシアへの帰属が国際文書で確定している」と従来の主張を繰り返していました。
プーチン大統領はウクライナ侵攻を巡る日本の制裁を批判していて、今回の訪問は日本の領土返還要求に応じない姿勢をアピールする狙いがあるとみられます。
これに対し、茂木外務大臣は、外務省のホームページやXを通じて、「択捉島を含む北方四島は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、日本国として今回の訪問について強く抗議します」とのコメントを発表しました。
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