小麦の政府売り渡し価格を2期連続で引き上げます。
5番目に高い水準です。
農林水産省は、政府が輸入した小麦を国内の製粉会社などに売り渡す価格について、10月から平均で1トンあたり7万20円とし、前の期に比べて12%引き上げます。
引き上げは2期連続で、2007年以降では5番目に高い水準です。
小麦の国際相場の上昇や中東情勢に伴う燃料コストの上昇に加え、円安が進んだことなどが要因だということです。
農水省は、製品価格への影響について、「価格に占める小麦の割合が小さいため、消費者への影響は小さい」とみています。
一方、大手製粉会社は、政府の輸入小麦の売渡価格の公表を受けて業務用小麦粉の価格を見直していて「来月ごろに業務用小麦粉の価格に反映するとみている」「業務用は家庭用よりも価格への直接的な影響が大きく、消費者に届ける価格も上がるのはないか」などと懸念を示しています。
小麦は需要の8割を輸入に頼っていて、政府が計画的にアメリカやカナダなどから輸入し、製粉メーカーなどに売り渡しています。
