石川県内は8日から引き続き雨が降りました。前線や低気圧の影響で各地で雨が降り、8日午前5時の降り始めから9日午後4時までの雨量は、輪島市で109.5ミリ、七尾で85.5ミリ、羽咋で82.5ミリとなりました。
こうした中…「金沢市の扇町では、雨の影響で土砂が崩れ、住宅に流れ込んでいます。ガラスも割れているようですが、住民に被害はないということです。」
金沢市扇町では、市道のノリ面が幅約10m、高さ2mから4mに渡って崩れ、住宅に土砂が流れ込みました。こちらの住宅には3人が住んでいましたが、近くの小学校に避難し、けがはないということです。市の担当者によりますと、先週から降り続いた雨で地盤が緩んだとみて、復旧に向けた準備を進めているということです。
一方、先月27日の大雨の影響で冠水の被害を受けた羽咋市の邑知潟では、田んぼの水が今も引いていない状態が続いていました。
「秋野菜を植え付けようと思っていたんですけど、それは今年は全滅で、作付けが全くできない状態になってしまいました。」
こちらの畑では、水はけをよくするためもみ殻で土壌改良を行った直後に、冠水の被害に遭いました。
「もう少し水が引くのが早ければ、それなりになんかできたかなと思っているんですけど、10日間以上水に浸かっていたので、諦めしかないです。早く水が引いてくれればなと、田んぼの方も…」
また、甚大な被害を受けた羽咋市酒井町では、雨の中、住民と業者が掃除や側溝の泥出し作業に追われていました。
「一応警戒はしてたんですけど、今の状態を見たらそこまでひどくなかったので安心しています。雨の度に、災害を受けた後というのもあるけど、以前よりは不安感が高くなったのが本音じゃないかな。」
金沢地方気象台によりますと、10日は日本海に中心を持つ高気圧が張り出してくる見込みで一旦晴れますが、夜には再び雨となりそうです。
