秋田県鹿角市の果樹園で、収穫目前のモモ700個が盗まれた事件。現場近くの生産者からは「モモについての知識を持つ人物が、入念な準備の上で実を持ち去ったのでは」と指摘する声が聞かれました。
松田瑛生記者:
「収穫間際に盗まれたと見られる鹿角北限のモモ。果樹に精通した人物の犯行ではないかという声も聞こえました」
鹿角市花輪平中にある果樹園で、8月29日から9月5日までに「北限の桃」約700個が盗まれました。動物などに食べられた形跡がないことから、警察が窃盗事件として調べを進めています。
盗まれたのは、晩生品種「かぐや」。JAかづのによりますと、被害額は20万円相当になるということです。
被害のあった果樹園近くでモモの栽培に取り組んている男性は「700個を盗るのは、専門のコンテナやトラックを用意しないとできないはず」と率直な感想を話していました。
盗まれたモモは、脚立がないと手が届かない比較的高い場所が中心で、熟したものが狙われたと推測されます。
生産者の男性は「モモ農家の仕業も考えらえる。警察ではないからはっきり断言できないが、私はそう思う」と述べました。
鹿角市内では8月にも約60個のモモが盗まれる被害があり、市は警察やJAとともにパトロールを強化しているほか、畑にセンサーカメラを設置するなどの自己防衛も必要として、警戒を呼びかけています。
