林芳正総務大臣が7日に秋田県を訪れ、大仙市や由利本荘市で買い物支援や企業による地域活性化の取り組みを視察しました。
7日午前に秋田入りした林芳正総務大臣が初めに訪れたのは、大仙市南外にある「南外さいかい市」です。
地域で生鮮食品を取り扱うスーパーがなくなったことから、2019年に県などの支援を受け公設民営のミニスーパーマーケットとして開業しました。
食料品や日用品のほか、地元の農家が生産した農産物を取り揃えています。
林芳正総務大臣:
「2000円かと思ったら200円なの。こんなに大きいのに」
また、移動販売車では、食品を売るだけでなく高齢者の見守り活動も行っていることを紹介しました。
運営スタッフは、移動販売車で地域を回る中で高齢者の栄養の偏りといった食生活の課題も見えてきたことを林大臣に説明しました。
NPO法人南外さいかい市・加賀正夫理事長:
「スタッフの不足、高齢化が進んできて買い物する側になってきた。そのあたりを援助してもらえたら。若い人が引き継いでずっと続いてもらいたい」
続いて林大臣が視察したのは、由利本荘市に2023年に開業した大手電子部品メーカーTDKの社員寮です。
社員食堂やスポーツジムなどは一般にも開放されていて、地域の交流拠点としての役割も担っています。
TDKの担当者は「24時間稼働する工場の操業時間に合わせた保育園が地域になく、仕事と子育ての両立が難しい」という社員の声や「人が笑って働いて、家族も安心して暮らせるような基盤づくりが今後の地方製造拠点の持続性を左右する。困っている地域のモデルケースとなるようにしたいと思っているのでよろしくお願いしたい」といった意見を林大臣に伝えました。
林芳正総務大臣:
「企業型の保育園は難しい?」
由利本荘市・湊貴信市長:
「由利本荘市だけの話ではないので、簡単にいかない課題がある。ただ思いは一緒なので」
林芳正総務大臣:
「保育園はこども家庭庁の管轄だから、よく意見を聞いて対策を一緒にやりたい」
林大臣は、この後、秋田市の電動化システム共同研究センターを視察したほか、行政相談員と懇談したということです。
