中国でまた食品の安全性を巡る問題です。
茎レタスを緑色の液体に浸し着色していたことが明らかになり、当局は着色料を違法に使用していたとして、業者6社を立件しました。
中国メディアによりますと、中国・北西部の甘粛省蘭州市の当局は5日、市の野菜の買い付け・保管業者53社を立ち入り検査した結果、6社が茎レタスに食品用の着色料を違法に使用していたと発表しました。
この問題は、食品に関する情報を発信するブロガーが、茎レタスを緑色の液体に浸す様子を撮影し、インターネット上に投稿したことで明らかになりました。
ブロガーが13カ所の野菜倉庫を調べたところ、半数以上で同様の作業が行われていたということです。
採取した液体からは、「ブリリアントブルー」と「タートラジン」と呼ばれる2種類の着色料が検出されました。
いずれも食品用の着色料ですが、中国では生鮮野菜への使用は認められていません。
ブロガーは茎レタスの黄ばみや傷を隠し、見た目をよくするために着色していたと指摘しています。
中国では8月にも、河北省で、白菜を輸送中に鮮度を保つため、発がん性が指摘されるホルムアルデヒドを含む液体に浸していた問題が発覚し、地元当局が関係者らの身柄を拘束するなど捜査を進めています。
今回も、野菜をより新鮮に見せるための違法な処理が明らかになった形で身近な食品の安全性を巡る問題が相次いで表面化しています。
