発足からわずか6年。日置市を拠点とするフラーゴラッド鹿児島が、男子バレーボールの国内最高峰・SVリーグへの参戦を決めた。10月24日・25日の開幕戦に向け、新加入選手を加えた15人が練習に汗を流している。
6年でトップリーグへ、新戦力8人が加わる
今シーズンのフラーゴラッドは、昨シーズンを支えた7人に加え、外国籍選手4人を含む8人が新たに加入した。この日の練習には日本人選手11人が参加し、トスのクオリティーを高めるメニューや実戦形式のドリルなど、約2時間にわたって汗を流した。新加入選手も大きな声を出しながら、活気ある雰囲気の中で練習は進んだ。
チームを率いる就任2年目の藤田高教ヘッドコーチは、目指すスタイルをこう語る。
「アグレッシブチャレンジバレーボールという形で選手たちにはお願いをしている」

より攻撃的に、想像力を働かせながら挑戦していく――。その言葉がチーム全体に浸透しつつある。
鹿児島出身のエースが牽引する攻撃
チームで唯一の鹿児島出身選手であるアウトサイドヒッターの迫田郭志選手は、昨シーズンのVリーグでMVPと最多得点に輝いた実力者だ。SVリーグを見据え、すでに意識の変化が生まれているという。

「攻撃のテンポ感。ブロックが完成する前に攻撃をしかけることを意識している。求められていることは分かっているので、そこをチームに還元できるように自分の良さを伸ばしてチームに貢献していきたい」
地元出身のエースがトップリーグの舞台で躍動する姿は、鹿児島のファンにとって大きな見どころとなるだろう。
復帰選手とベテランが新たな化学反応を生む
新加入組の中で注目を集めるのが、フラーゴラッドのVリーグ初代王者を支えた立役者、アウトサイドヒッターの笠利真吾選手だ。2シーズンぶりに古巣へ戻り、気合いは十分だ。

「僕自身、攻撃が得意なので、より成長した姿を皆さんに見せられるように頑張りたい」
また、国内トップリーグのほかイタリアやギリシャなど海外でも経験を積んだリベロの谷口渉選手は、すでにチームのムードメーカーとして欠かせない存在になっている。

「ディフェンスはもちろん見てもらいたい。声かけだったり、雰囲気をつくるというのは、もちろん流れをつくることになるのでそこは見てもらえたら」
守備と声でチームを鼓舞する谷口選手の存在は、長いシーズンを戦い抜く上で大きな支えとなりそうだ。
開幕戦は10月24日、日本製鉄堺ブレイザーズと対戦
ここに外国籍選手4人が合流すれば、チームはさらなる化学反応を見せるはずだ。フラーゴラッド鹿児島のSVリーグ初陣は、10月24日・25日、アウェーで日本製鉄堺ブレイザーズとの対戦となる。日置市から生まれた新たな挑戦の歴史が、いよいよ動き出す。
【動画で見る▶【フラーゴラッド鹿児島】挑む新チーム 国内最高峰SVリーグ来月開幕!】

