宮内庁は上皇ご夫妻の意向を踏まえ、将来行われる葬儀について皇居・宮殿で催す方向で検討を進めていることがわかりました。
上皇ご夫妻は将来のご自身の葬儀について「皇室のしきたりを踏まえながら国民生活への影響を少なくしたい」という意向があり、宮内庁は検討を進めてきました。
皇室では本葬にあたる儀式は「斂葬(れんそう)の儀」とよばれ、昭和天皇が亡くなった際には、一般の告別式にあたる「葬場殿の儀」は新宿御苑で行われました。
関係者によりますと、上皇さまは気象条件によって参列者が暑さ寒さに加え、集中豪雨や竜巻など急な天候の変化で危険にさらされることを心配し、安全な場所で行われることを望まれていて、こうしたお気持ちを踏まえ、宮内庁は「葬場殿の儀」は屋外ではなく皇居・宮殿の中で行う方向で検討を進めていることがわかりました。
また、場所を宮殿に変更することに伴い、参列者の数も約2500人程度に縮小することを検討しているということです。
昭和天皇の時に早朝から深夜まで続いた儀式についても、参列者や皇族方の負担を減らすため2日に分けることも含めて検討が続けられています。
こうした方針は、天皇陛下や秋篠宮さまにも報告されているということです。
