オンラインカジノを運営し客に賭博をさせたとして、静岡県警は9月2日、浜松市の飲食店経営者など6人を常習賭博の疑いで逮捕しました。オンラインカジノをめぐる検挙は静岡県内で初めてです。
摘発されたオンラインカジノ「Reaslo(リアスロ)」
常習賭博の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区の飲食店経営の男(38)、住居不定・無職の男(29)、浜松市中央区海老塚の飲食店従業員の女(29)、浜松市中央区安松町の会社員の男(28)、浜松市中央区東若林町の派遣社員の男(35)、浜松市浜名区の無職の20代の女ら、あわせて6人です。
警察によりますと、6人は2024年10月下旬から11月下旬にかけて、オンラインカジノ「Reaslo(リアスロ)」を運営し、5人の客に他人名義の口座に金を振り込ませ、入金額に応じてアプリ内の通貨を付与して、オンラインカジノで賭博をさせた疑いが持たれています。
総額1億円以上を賭けていたか
オンラインカジノを利用した5人はいずれも静岡県外に住む20代から60代の男性で、この期間にあわせて約600万円を賭けていたということです。さらに警察の捜査で、およそ170人がこのオンラインカジノを利用し、総額1億円以上を賭けていたことが分かりました。オンラインカジノ内の通貨は「ドル」と呼ばれ、1ドル=100円で取引されていました。利用者はSNS上の広告などからアプリをダウンロードしていたということです。
逮捕の6人はトクリュウか
また、6人は匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウとみられるグループで、38歳の男が首魁とみられ、預貯金口座や賭博の資金を管理していたほか、他の5人が金の移動やカスタマーサービスなどを担当していたということです。警察は、グループが得た収益の一部が上位の人物に上納されていたとみて資金の流れや共犯についても捜査しています。
「リアスロ」をめぐる検挙は全国で初めてで、オンラインカジノをめぐる検挙も静岡県内では初めてです。なお、6人のうち20代の女は逮捕後釈放されています。
(テレビ静岡)
