岩手県盛岡市中心部にある盛岡城跡公園の景観を巡り、今、周辺の樹木を伐採すべきかどうか議論が起きています。
公園を管理する立場の盛岡市の内舘市長は9月1日、「専門家の意見も聞きながら検討していく」と述べました。
盛岡城跡公園の景観を巡っては、8月に市民の有志が中津川の対岸からも盛岡城の石垣を見渡せるよう、眺望を遮る樹木の伐採や剪定を求める要望書を内舘市長に提出していました。
その後、市に対しては、樹木の伐採を巡り市民から60件以上の意見が寄せられていて、賛成の声もある一方、「公園の樹木が美しい景観をつくっている」といった反対意見もあるということです。
こうした状況について、内舘市長は9月1日の定例会見で次のように述べました。
盛岡市・内舘茂市長
「文化財としての価値、石垣の眺望、現在の景観、そして樹木の状態など、市民のご意見や専門家のご意見を聞いて丁寧に検討していきたい」
市は盛岡城跡を良好な状態で保存するため、樹木の管理計画を2017年に策定していますが、伐採する樹木の場所などについては具体的に示しておらず、今後、対応を慎重に検討するとしています。
