8月1日から2日にかけて岩手県南部を中心に降った大雨について、岩手県一関市は市内の被害総額が2億7500万円余りに上ることを明らかにしました。
一関市の佐藤善仁市長は8月31日の定例会見で、大雨の被害状況について発表しました。
8月1日から2日にかけて降った大雨では、一関市を含む県南部で道路や農地が冠水する被害が発生しました。
一関市のまとめによりますと、農作物では水田を中心に288.5ヘクタールが冠水し、被害額は1億3000万円余りに上りました。
これに農地への土砂流入や市道の斜面の崩壊などを合わせた被害の総額は2億7500万円あまりに達しています。(8月21日時点)
一方、2026年7月に本格運用が始まった一関遊水地では、今回、水を一定量貯めたことで、約1200ヘクタール分の農地で浸水被害を防ぐことができたということです。
一関市・佐藤善仁市長
「直接的な川からの越流は防げた。遊水地としての『水害 洪水からの防御』という役割は果たしたという認識」
市は今後も被害状況の調査を進め、必要に応じて国や県に支援を要請する方針です。
