9月1日は防災の日。茅葺屋根の民家が軒を連ねる福島県下郷町の大内宿では、防災訓練が行われた。
大内宿で毎年防災の日に合わせて行われている防災訓練には、地区の消防団や住民など約30人が参加した。火が燃え移りやすい茅葺屋根を火事から守るために、大内宿の建物の前には放水銃が設置されている。(*28基設置されていて、9月1日はそのうちの22基を使用)
1日は放水銃を点検した後、街道の中央をめがけて一斉に放水した。
下郷町消防団大内班の阿部公一部長は「先祖代々から受け継いできた集落なので、一軒火事がおきたら全焼してしまうという恐れもありますので、みんなでこの集落を守るという意識が根付いております」という。
街道にかかる巨大な水のアーチを写真に収めようと訪れた人も。新潟県から訪れた男性は「きょうは濡れるの覚悟でやってまいりました。とても壮大でいいものを見られましてありがとうございます」と話す。
約400年に渡って受け継がれてきた景色を守るために、訓練に参加した人たちは防災への思いを強めていた。
