柔軟剤は、繊維の表面をコーティングして柔らかくするもの。ところが、このコーティングがタオルの吸水性を落としてしまうこともあるんです。
せっかくのタオルが、水を弾いて「拭けないタオル」になってしまっては本末転倒。しかも、使えば使うほどコーティングが重なって厚くなり、吸水性はますます落ちていきます。
さらに、皮脂汚れが残ったまま柔軟剤を使うと汚れごとコーティングしてしまい、ニオイが悪化することも…。
どうしても使いたい場合は、必ずすすぎ2回以上でよくすすぎ、「タオル専用」と書かれた、吸水性が落ちにくい柔軟剤を選びましょう。
“2〜3回使ってから洗う”は間違い!?
最後に、タオルを洗う頻度について。
節水のためにタオルは2〜3回使ってから洗う、という方もいますよね。気持ちはよくわかります。
でも、これは間違い。使用直後のタオルにはすでに1枚あたり数十〜数百個ほどの雑菌が付いているといわれています。
菌が増えるのに必要なのは、水分と栄養。汗やあかが残ったタオルは、まさに好条件。たとえ2~3日でも洗わずに放置すると、菌はどんどん増えていきます。
身体を直接拭くタオルこそ、毎日きれいに洗いましょう。せっかく洗った体を、菌の増えたタオルで拭いてしまうのはもったいないので、ぜひ「つけ置き洗い」でリセットしてみてください。
平島利恵(ひらしま・りえ)
洗濯研究家、株式会社Heulie(ユーリエ)代表取締役。主婦目線と専門知識を兼備し、幅広いメディアで記事の監修・執筆を担当。自身のYouTubeチャンネルでも洗濯のコツを発信している。四児の母。クリーニング師。

