和歌山県の施設運営の競争入札をめぐって、参加業者の情報を漏らす見返りに現金100万円を受け取った罪に問われた公益財団法人の職員だった男と現金を送った会社の会長だった男に対し、和歌山地方裁判所は無罪を言い渡しました。
和歌山県スポーツ振興財団の総務管理課課長だった福田亮寛被告(51)は、県の3つの施設の運営に関する指名競争入札を巡り、入札参加者の情報を漏らす見返りに、現金100万円を受け取った収賄の罪に問われています。
保守管理会社の会長だった久保友希望被告(61)は贈賄の罪に問われていました。
きょう=8月31日の判決で、和歌山地裁(福島恵子裁判官)は、福田被告が久保被告から現金を受け取ったことは認め、入札に関する秘密事項を漏らしたことは違法だと認定しました。
しかし、福田被告に今回の契約についての権限はなく、職務に関してわいろを受け取ったり、送ったりしたものには当たらないとして、2人に無罪を言い渡しました。
