8月31日、仙台市青葉区で日韓の商工会議所のトップが、今後の経済協力のあり方について議論しました。会議では互いの強みを生かし、AIや半導体分野で協力拡大を図ることで一致する共同声明が採択されました。
日本商工会議所 小林健会頭
「競争から協調へと視座を高め、AI・半導体・クリーンエネルギーの分野での協力を深め、新たな取り組みを後押ししていきたい」
31日、青葉区で開かれた日韓商工会議所首脳会議には、日韓の商工会議所トップが参加し、両国の経済協力について議論が交わされました。
この中で、世界的半導体企業SKハイニックスを抱えるSKグループのチェ・テウォン会長は…。
SKグループ(大韓商工会議所会頭) チェ・テウォン会長
「過去とは異なり、韓国と日本はお互いに競争する状況ではなく、互いに補完しあう状況だと考えます」
参加者からは分業化が進む半導体分野で、製造・量産に強みを持つ韓国と、素材や装備に強みを持つ日本の協力で、相乗効果を生み出せるといった意見が出され、AIや半導体、エネルギー分野での協力拡大を図ることで一致する共同声明が採択されました。
一方で8月、韓国の一部メディアが、「SKハイニックスが宮城県に数兆円をかけ、半導体生産工場を建設する計画を推進している」と報じ、チェ会長の発言に注目が集まりましたが、言及はありませんでした。
SKハイニックスはこれまでにFNNの取材に対し、「インフラが整っている場所であれば、どこでも候補地になり得るが、決定されたことはない」とコメントしています。
