香川県の主な水源、早明浦ダムの貯水率低下で香川用水への水の供給量を60%カットする第4次取水制限が8月28日から始まる見通しです。県は27日、渇水対策本部を設置しました。
早明浦ダムの27日午後5時現在の貯水率は22.4%と平年より58.2ポイント下回っています。制限強化を28日に控え、香川県は27日、渇水対策本部を設置しました。
会議では第4次取水制限が始まった時点で、三豊市の香川用水の調整池、宝山湖から香川用水に補う水の量を増やすことや、今後、県庁全体で取水制限の対応にあたることなどを確認しました。
このまま、まとまった雨が降らなければ早明浦ダムの貯水率が9月上旬にも0%になる見通しですが、ダムには貯水率の計算に含まれない水力発電用の水が約1700万トンあります。
香川県は27日、早明浦ダムなどの水利用を話し合う協議会の会長を務める、四国地方整備局の奥田晃久局長に水力発電用の水を香川用水にも供給するよう求める要望書を提出しました。
整備局などによりますと水力発電後の、水を使う権利は徳島県にあり、香川県が深刻な水不足に見舞われた1994年夏には、当時の香川県知事がこの水の権利を持つ徳島県の知事に支援を要請したこともあります。
このため香川県は、まずは宝山湖など県内の水源の水を使うなど自助努力をしたうえで、この先、状況が厳しくなった場合は、発電用水を香川用水にも緊急補給するよう求めています。
県によりますと第4次取水制限になった場合でも、県民生活に大きな影響はない見込みですが、県民に節水を呼びかけています。
