100年以上の伝統を誇る法政大学の応援団が新潟県新発田市で合宿を行った。声を枯らしながら限界まで自らを追い込む、熱く厳しい練習に迫った。
100年以上の伝統!法政大学“応援団”の夏合宿に密着
24日、新潟県新発田市で迫力の応援を披露したのは、100年以上の伝統を誇る法政大学応援団だ。
8月19日から新発田市で夏合宿を行い、厳しいトレーニングに励んできた。
合宿3日目の21日朝、雨の中取り組んでいたのは基本の腕振り。4年生の有田勇翔団長が団員を鼓舞する。
応援団リーダー部に求められるのは、声の大きさ、タイミングの合った拍手、そして美しい姿勢。
入部してから日が浅い1年生の部員に対しても先輩からの熱い指導が入る。

この基礎練習を続けること2時間。何千回と叩き続け、皮がむけ真っ赤になった手が努力を物語る。
過酷な練習…足に痙攣も「同期を見ると自分も立たなければと」
応援団のリーダー部には今年、1年生5人が入部。
その一人が三木尚輔さん。先輩に声をかけられながら必死に声を出すが、練習中に足が痙攣。
想像以上に消費するエネルギーが大きく、足がつることも珍しくないという。
それでもすぐに練習に復帰し、再び声を張り上げる。

厳しい練習でも続けられるのは、仲間である同期の存在が大きいと三木さんは語る。
「足が痙攣したときはきつくてやめたいなと思うが、同期が立っている姿を見ると自分も立たなければなと思う」(三木さん)
団員たちの声はすっかり枯れながらも練習はその後も続いた。
応援団として譲れない思い「選手の努力超えなければ」
こうした過酷な練習には応援団としての譲れない思いが込められている。

有田団長は「選手の皆様は血のにじむような努力をされていて、『勝つぞ』『かっとばせー』『頑張れ』と言うからには、我々がそれを超える努力をしなければいけない。法政大学の応援の特徴はズバリ、熱気。圧倒的に熱気。六大一の熱気。そこは絶対負けない」と話す。
新発田市民へエール!合宿の成果披露「エネルギーもらった」
そんな合宿も最終日となった24日、恒例の成果発表会が開かれた。
1年生の三木さんも堂々の振る舞いで声を張り上げる。

六大学一番の熱気を新発田の地で育んだ法政大学応援団。
「親切にしてくだった皆様、新発田市の皆様に対して少しでも応援しようという趣旨で発表会を開催した。少しでも伝わっていればいいなと切に願っている」と話した有田団長。

誰かの背中を押すために声を枯らす応援団の姿に市民も「頑張っているのを少しでも応援したい気持ちで『頑張れ、頑張れ』と言いながら、私たち自身もすごくエネルギーをもらった」と話した。
応援団の熱い思いは新発田市民にも伝わったようだ。

