2029年度中にプルサーマル発電の開始が見込まれている島根原発2号機の関連施設を22日、鳥取県の平井知事と周辺自治体の市長が初めて視察しました。
視察したのは、鳥取県の平井知事、米子市の伊木市長、境港市の伊達市長です。
中国電力は今年2月、プルサーマル発電の開始時期を鳥取県側に事前に説明することなく、2029年度中と公表したため、鳥取県側が反発の姿勢を示していました。
これを受けて行われた視察ではまず、プルサーマル発電で使う、使用済み核燃料を加工して作るMOX燃料の荷上げ場など、受け入れ作業に関連する施設を確認しました。
また、原子炉建物内では、ウラン燃料と比べ、放出される放射線量が多いMOX燃料を扱う際に、不要な被ばくを防ぐため、新たに鉛入りの遮蔽物が取り付けられた燃料容器の立て掛け台や、検査台などを視察しました。
鳥取県側がプルサーマル発電に関する現地視察を行うのは今回が初めてです。
鳥取県・平井知事:
設計基準を満たしているだけでは、我々地元の住民として十分かというと、少し不安が残るのは正直なところ。返すべき意見をどうするのか考えていきたい
プルサーマル発電は2029年度中の開始を見込んでいて、中国電力は引き続き、万全な安全対策を進めていくとしています。
