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2003年、世界で初めて(※1)「ななめドラム洗濯乾燥機」を送り出し、日本のドラム式洗濯乾燥機の歴史を切り拓いたパナソニック。そこから2005年には世界で初めて(※2)湿った空気を冷やして水分を取り除き、その熱を再利用して温風に変える循環システムのヒートポンプ式を洗濯機に採用、2010年にはヒートポンプユニットを本体上部に配置するトップユニット化を実現。エネルギー効率を高めることで電気代を抑えつつ、スピーディで衣類にやさしい乾燥を実現しました。乾燥や洗浄など基本性能の向上はもとより手間の削減、使いやすさや仕上がりの良さにこだわり、機能を進化させ「お客様の暮らしをもっと楽にしたい。」これがパナソニックの洗濯機の開発すべてに通ずる思いです。


そんなパナソニックが最新のドラム式のフラッグシップ製品に求めたのは、「初めて使った時に感じた乾燥性能を長く実感していただけること」でした。「乾燥性能が低下するのは、仕方がない」をなくすことで、お客様に「使い続けても満足」「選んでよかった」を届けたい。難易度の高い課題に挑んだ商品企画担当の五明さん、技術担当の曵野さんに話を聞きました。

「買って時間が経ったから仕方がない」を解決したい


――まずは、どのような課題があったのか教えてください。


五明:実は以前からIoT接続機器データやお客様の声から、ドラム式洗濯乾燥機のご購入から数年経つと、乾燥性能が落ちて乾燥時間が長くなってしまうという課題がありました。また、乾燥運転時に出るホコリをキャッチする乾燥フィルターのお手入れ面についても「お手入れが面倒」「手で触れたくないため、ティッシュを使っている」といったお声が寄せられていました。


洗濯機の課題を解決したいと話す五明


曵野:乾燥性能が落ちてしまう要因は、ヒートポンプ乾燥の主要部品である熱交換器へのホコリの堆積でした。ドラム式洗濯乾燥機やエアコンなどヒートポンプ式のものはフィルターでホコリを捕集しているのですが、どうしても隙間を通り抜けてしまうものが出てくるのです。


ヒートポンプ乾燥の主要部品の熱交換器(パナソニックは本体上部に配置している)


――こうした課題に、いつ頃、どのようなきっかけで着目されたのでしょうか。


五明:2005年のヒートポンプ式の採用後、お客様の声などから早々に着目していました。これまでも課題を解決すべく取り組んでおり、2012年には熱交換器の自動洗浄機能を搭載しました。それでも、根本的な経年による乾燥性能の低下を解決できませんでした。



曵野:自動洗浄機能により熱交換器に付着したホコリの多くは洗い流せるようになったのですが、洗い残しをゼロにすることは難しく、洗浄の水圧や水量を増やす案を検討したこともありましたが、経路や他の部品へ水が浸入するなどの影響が及んでしまいます。そのため、付着したものを取るだけではなく、やはりいかに付着させないかが重要だと考えました。


五明:ホコリの堆積により乾燥性能が低下するとはいっても、必ずしも修理が必要なレベルというわけではありません。そのため、実際にお声を寄せてくださったお客様の数以上に、日々のお洗濯で「何だか乾燥時間が長くなったな」と不便さを感じているお客様が多くいるはずですし、実際に私も使っていて感じていたため、どうにかしたいと思いました。


不思議だったのが、社内で長期使用を想定した試験を実施したあとの熱交換器にはホコリの堆積が見られないことでした。しかし、修理依頼をいただいたドラム式洗濯乾燥機の熱交換器にはホコリが堆積している。この差はなぜ生まれるのだろうと思っていました。

そこでこのテスト環境と実際の事象の差を解明することで解決できるのではないかと考えました。

乾燥性能を低下させないことと簡単に手間なくお手入れができること。

2つを叶える新たな開発をしたいと曵野さんたちに話し、取り組みを始めたのです。


メッシュの網目を細かくする。ブラシでホコリをこすり落とす……理想を追求し、挑み続けた


――五明さんからお話を受けた際、曵野さんたち技術開発チームの皆さんはどのように思われたのでしょうか。


曵野:実は先行して乾燥フィルターのお手入れの手間軽減については検討を進めていまして、原形がある程度できてきたというタイミングで「乾燥性能も下げないでほしい」というオーダーをもらったのです。私を含め、チーム内には「無茶を言ってくるなあ」という雰囲気があったのが正直なところでしたね(笑)。



五明:お話したときの皆さんの何とも言えない目を覚えています(笑)。


曵野:「可能性はなくはないですけど、できるかどうかはわからない」と伝えました。「やれます」と即答できないぐらい重たい挑戦だと感じたんですよ。というのも、乾燥性能の低下という課題自体は前々から把握していたため、これまでにも何度も検討し、試してはみるものの上手くいかずに採用には至らないといった失敗を積み重ねてきていたのです。


――どのような試行錯誤があったのでしょうか。


曵野:例えば、単純な発想として乾燥フィルターのメッシュの網目を細かくし、ホコリが通り抜けられなくすればいいのではというアイディアがありました。しかし、網目を細かくするということは風の抜ける道が狭くなり、乾燥効率が下がるというデメリットを生じさせますし、網目にぎゅうぎゅうにホコリが詰まってしまうことで、お手入れがより面倒になってしまうという問題もありました。これではお客様にとっては価値がないということで、却下となりました。


また、メッシュについたホコリを内蔵ブラシではがし、端に寄せればいいのではという案もありました。端に溜まったホコリをポンと捨てるだけなのでお手入れは楽になるのですが、メッシュ部分をブラシでこすることで、奥にある熱交換器に送り込まれてしまうホコリが今まで以上に出てきてしまうという問題がありました。ブラシの素材やメッシュとの距離感など、いろいろと検討をしたのですが、残念ながら当時の技術力では不採用になりました。


不採用となったブラシ式フィルター


他にもフィルターを水で自動洗浄する案なども検討しましたが、本体内部や排水管へのホコリの影響、日本の住環境などを含めて総合的に評価した結果見送りとなりました。

その背景にあるのが、住まいへの配慮も含めて商品を設計するというパナソニックの考え方です。

乾燥時のフィルターと排水時のフィルターを備えることで、本体内部や排水管へのホコリの流出を抑え、住宅設備への負担軽減にもつながる設計という考えを大切にしました。

そもそも、なぜホコリが溜まるのか。品質保証部門の協力を得て実現したホコリ解析


――いろいろと検討するものの上手くいかなかった過去を経て、曵野さんたちはどう状況を打開されたのでしょうか。


曵野:先ほど五明さんが言っていたように、私たちは熱交換器にホコリがなぜ堆積してしまうのか把握できていませんでした。そのため先行していたお手入れの手間軽減から検討に入るのではなく、まず先に、その「そもそも」について分析すべきだと考えたのです。そこで実態を詳しく知るために着目したのが、当社が24年から開始しているヒートポンプユニット クリーニングサービスです。機能が低下してしまった熱交換器のデータを実機や写真含め集めているという話を聞き、五明さんに連携できないかお願いしました。


五明:曵野さんから「品質保証部門の力が必要です」と相談があり、場を設定しました。


曵野:ヒートポンプユニット クリーニングサービスの事例写真を200台以上提供してもらい、かつ状態の悪そうなもので実物を見せてもらえるものは直接確認しました。徹底的にホコリを分析して見えてきたのは、単に衣類など布から出る糸くずなどのホコリが付着しているだけではなく、付着の起因となるものが隠れている、という事実でした。


――それは何だったのでしょうか。


曵野:髪の毛です。洗濯機で髪の毛?と思うかもしれませんが、実は衣類には髪の毛が付着していることも多く、乾燥フィルターを通り抜けた髪の毛が熱交換器に絡みつくように付着し、そこにホコリがくっつく形で堆積していたのです。付着度合いが違うものもいくつか確認したのですが、どれも最初に髪の毛が付いていることがわかりました。


髪の毛に起因するホコリの堆積


そこで製品を用意し、衣類など布から出る糸くずなどのホコリだけを入れて運転したものと、ホコリと髪の毛を一緒に入れて運転してみたものとの対照実験をして確認してみたところ、やはり最初に熱交換器に付着したのは髪の毛だったんです。正直、髪の毛が原因であるとはまったく思っていませんでした。ホコリよりはるかに大きいのに、なぜフィルターを通り抜けるのだろうと考えました。


五明:フィルターに髪の毛を乗せ、通るのか何度も試していましたよね。


曵野:ええ。通り抜け方も想像とは違っていまして、まっすぐに通り抜けるのではなく、フィルターに押さえつけられていた髪の毛が風により暴れた結果、ふいに通り抜けてしまうということだったのです。メンバーに「嘘だ」と言われてしまったほど想定外の発見でしたね。やはり原点に返って、実際に起きている事象に向き合ったからこそわかったことでした。

機能さえ良ければいいわけではない。デザイン性と機能との両立を目指せ


――どのように解決策を見出されていったのでしょうか。


曵野:熱交換器まで髪の毛が通ってしまうことでホコリの堆積の起因になってしまうなら、「熱交換器に髪の毛を行かせない」ことを考えました。そこで思い付いたのが、以前技術側で開発を進めていたサイクロン方式です。


サイクロン方式は旋回する風で常にフィルターをきれいに保ち、ホコリなどは循環する風から分離させて別の場所に溜めることができる。そのため、風に押されて髪の毛が暴れてフィルターを通り抜けてしまったり、ホコリがフィルターの隙間を通り抜けてしまったりすることを最小限に抑えられるということに気づきました。


フラットフィルターとサイクロンフィルターの仕組みの違い


ただ、サイクロン方式は約8年も前に検討し、当時は採用しなかった案でした。サイクロン方式は掃除機では主流ですが、空気を回転させてホコリを分離するという構造上、スペースがどうしても必要で、洗濯機のスペースには入りませんでした。また、現状のフィルターでは単純に風がまっすぐ抜けているところにサイクロン構造を入れると、空気の流れが複雑になったり、流れる道が狭くなったりして十分な量の風を回せなくなってしまうといった課題もありました。風の量が減ると当然、乾燥性能が落ちてしまいますから、不採用となったのです。加えて、髪の毛など長いものがフィルターに巻き付いてしまうという点も、サイクロン方式の採用を見送った大きな理由のひとつでした。


今回、改めて髪の毛を熱交換器まで通さないサイクロン方式を採用するために考えたのは、ドラム式洗濯乾燥機の上部を出っ張らせてそこにサイクロン構造を丸っと入れるという案でした。出っ張りで仕組みをあえて見せることがアピールにもなるのではないかと考えたのです。上司からも「出っ張っていい」と言われ「それなら製品化できる」と思い、商品企画の五明さんたちにプレゼンしたところ、それではダメだとストップがかかりました……!


構想段階では上部にサイクロン構造を露出する想定もされていた


五明:ちょっと見た目的にありえないなと(苦笑)。お客様への調査結果からも、ドラム式洗濯乾燥機に対するデザイン性の要求が高まっていることがわかっていますし、表面のお手入れのしやすさなども踏まえた上で「本体から出っ張らさず、フラットにしてください!」とお願いしました。


お客様の声と徹底して向き合う五明


曵野:本体内にフラットに収めないといけないことが決まり、また難度が上がったなと思いました。ただ、実は技術開発チーム内でも、「上部を出っ張らせていい」という話が浮上したときに「それはどうなんだろう?」「なしなのでは?」といった声が少なからずあったんですよね。そのため、五明さんからの要望に対しても「そうですよね」と前向きに取り組めました。

過去に断念した「サイクロン方式」。「筒を2つにする」奇策が完成への決定打に


――さらに増えた難題に対し、曵野さんはどのように臨まれたのでしょうか。


曵野:サイクロン方式を何年も前から導入している掃除機のチームからもノウハウや開発経緯を教えてもらうことができました。また、8年前にサイクロン方式を検討していたメンバーもチームに合流してくれたことで、当時の課題について情報を得やすくなったのも追い風となりました。これらのおかげで、まず思い付いたのが「筒を1つから2つにする」というアイディアです。


筒が1つだと大きな丸を作る必要があり、無駄になるスペースが多いため、筒を増やして有効活用すればいいのではないかと。当初は小さな筒をたくさん並べるといった案もあったのですが、小さい構造を増やすのは、それ自体が格子となり糸くずが引っ掛かる要因となってしまうだろうということで、2つに落ち着きました。


2つの筒に決定後も多くの試作を検討・検証した


曵野:これにより、本体を出っ張らせることなく、風の効率性を確保しながら髪の毛をキャッチして熱交換器に行かせないという課題の解決が見えてきました。今回、サイクロン方式の開発が大幅に進展したのは、3Dプリンターでの試作制作のスピード感やコンピューター解析技術の進歩のおかげです。風の流れなどをいくつものパターンで見える化することで、過去に検討した時よりも格段に効率的に開発しやすくなりました。


コンピューター解析で様々なパターンで風の流れを確認できるようになった


次いで考えたのが、お手入れの手間の改善です。鍵となったのは、風の方向を変えることでした。サイクロン掃除機で使われているのはアウター式と呼ばれるもので、これはフィルターの筒の外を風がぐるぐる回ってゴミを遠心分離させる仕組みなんですね。そのため、筒の周りに髪の毛などが巻き付いてしまうのです。これを逆にし、筒の内側を回るインナー式にすれば、筒の内側をぐるぐる回るため巻き付くことがなくなり、ホコリと髪の毛をまとめて簡単に捨てることができるのではないかと考えました。


円筒フィルター


サイクロン方式の遠心分離(アウター)と遠心濾過(インナー)の説明


――転機となるアイディアですね。そこからの開発はスムーズだったのでしょうか。


曵野:いえ、このあとも大変でした。分離させて回っているホコリや髪の毛が円筒フィルターに戻ってくることのないよう考え、溜められる場所を作ることに。ただ、それにより風の流れが悪くなることのないよう、八の字の流れを生むようにするなど、解析技術や実験を重ねに重ねています。試験自体は10個ぐらいの試作をしましたが、アイディアの検証はその10倍となる100通りぐらいしたのではないでしょうか。


インナー式でホコリや髪の毛を八の字の流れで小さな塊にして糸くずボックスに溜める


――こうした苦心の末、完成したのが業界初(※3)の「乾燥長もちユニット」です。

髪の毛の熱交換器への侵入を99.9%以上防ぐ(※4)ことで乾燥性能の低下を抑え、買った時の乾燥性能が長くつづく(※5当社従来比)という、長年の課題を解決する機能が誕生しました。


完成した「乾燥長もちユニット」


×


熱交換器へのホコリ・髪の毛の侵入過酷試験。髪の毛の侵入を99.9%以上ブロック(※4)

従来品)NA-LX129E   新製品)NA-LX129F


試験条件:リント(疑似ホコリ)0.4g、髪の毛0.01gを送風運転後に熱交換器自動洗浄を200サイクル運転(実際の使用環境とは異なり、より過酷な条件設定で実施)。2025年度発売NA-LX129Eとの比較。当社調べ。使用条件によって効果は異なります。


また、ホコリや髪の毛を糸くずボックスに溜めることで、ボタンひとつで簡単に捨てられるというお手入れの手間の軽減も実現させました。


ボタンを押すだけで簡単に捨てられる


――完成時のお気持ちはいかがでしたか?


五明:無理難題を言っていたと思いますし、課題も本当に多々ありましたが、私たちが受け止めたお客様のニーズに見事に応えてくれた曵野さんへの感謝の気持ちが大きかったです。


曵野:まずは安堵感ですね。今回の取り組みのスタートは「お手入れを簡単にしたい!」という自分たちが実現したいことでした。やりたかったことができたことに加え、「乾燥性能を低下させない」という長年のハードルの高い追加要望にも応えられたため、達成感がこの上なく大きかったです。


――「乾燥長もちユニット」搭載機種は、ヒートポンプユニット クリーニングサービスが従来の「購入もしくは設置後、経過3年以内」から「5年以内」へと延長となりました。(※6)期間を延長するという判断は「乾燥長もちユニット」への自信の表れかと思います。


五明:そうですね、今回の延長は髪の毛に起因する熱交換器の詰まりを抑えられるということが判断材料となっています。また、そもそもクリーニングサービスを提供できるのは、本体上部にヒートポンプを配置した独自のトップユニット式だからです。こういった過去からのモノづくりへの考えが、ずっとつながっていると思います。当社の洗濯機のコンセプトは「洗濯のパートナー」で、長く信頼し続けられることが大切な要素だと考えています。今後も「洗濯のパートナー」として信頼していただける商品開発をしていきたいです。


曵野:私自身も乾燥性能の低下には不満を感じることがあったひとりなので、そうした不満を解決でき、いいものを作れたと自負しています。ご満足いただけると嬉しいですし、今後もしっかり価値ある商品を出していけたらと考えています。


これからも「買ってよかった」が長くつづく商品づくりを


――最後に今回のプロジェクトを振り返った思いと、今後への思いについてお聞かせください。


五明:お客様の声をしっかり聴き、社内でまず声を上げてみるのは大事だと実感しました。普段は設計者の皆さんとのやり取りが中心なのですが、品質保証部門を含め、社内のいろいろな方と議論をすることで、これまで成し遂げられなかったことが実現できるんだなと思ったのも大きな気づきでした。これからもこうした取り組みを増やし、お客様が本当に使いやすい商品を作っていけたらと思っています。


曵野:今回の機能開発のきっかけは、五明さんや品質保証部門から共有されたお客様の声など、いろいろなところからも話を聞いたことでした。自分だけで課題を見つけてくるのには限界があると思うので、また商品企画から要望を受けた際は、その先にお客様の満足があると思って尽力したいです。同時に、今回は過去にフィルターの進化について検討していた担当や掃除機担当など、社内のいろいろなメンバーから知識を得たことも大きかったと感じます。今回の経験を活かし、今後もドラム式洗濯乾燥機だけに集中し過ぎず、視野を広げてみることを大事にしていきたいです。





(※1)家庭用洗濯機において。2003年11月1日発売 NA-V80

(※2)家庭用洗濯機において。2005年11月28日発売 NA-VR1000

(※3)国内家庭用洗濯機において(2026年10月上旬発売予定、当社調べ)

(※4)当社調べ。使用条件によって熱交換器への髪の毛の侵入率は異なります。

(※5)当社調べ。NA-LX129Eとの熱交換器への糸くずの詰まりやすさの比較。 使用環境や衣類の量、種類により効果は異なります。

(※6)詳細は当社ウェブサイトの対象機種についてをご覧ください。

https://panasonic.jp/wash/service/heatpump-cleaning.html


2026年8月20日時点の取材記事です。




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