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一杯のかき氷から、身体と地球を労う前向きな選択を。大泉工場が「パンダかき氷」で届ける“我慢しない環境配慮”のかたち


連日猛暑日が続く2026年夏。冷たいものを求め、かき氷店に足を運ぶ人も増えています。


フルーツをたっぷり使ったもの、ふわふわの氷を楽しむもの、思わず写真を撮りたくなるもの。夏の定番だったかき氷は、今や店の個性や考え方まで映し出す商品になりました。

そんな中、大泉工場が運営するプラントベース・カフェ「BROOKS GREENLIT CAFE(東京・南青山)」「1110 CAFE/BAKERY(埼玉・川口)」に登場したのが、パンダをモチーフにした夏季限定の「パンダかき氷」です。

なぜ、パンダなのか。

その理由をたどると、見た目のかわいさだけではない、環境やサステナブルな食の選択に対する、大泉工場の考え方が見えてきます。



この「パンダかき氷」は、単に見た目が可愛いだけではありません。食べることがそのまま地球環境を守る活動につながるよう、世界最大級の環境保全団体である「WWFジャパン」へ売上の2%を寄付する仕組みとなっています。


そのためには、使用する原材料や提供時の副資材について、「WWFジャパン」の考え方に基づき、環境へのリスクや配慮の観点から確認が行われました。一杯のかき氷に込められた環境配慮と美味しさの裏側について、大泉工場の代表、商品開発担当者、店舗責任者、WWFジャパンの担当者、そして、実際に商品を召し上がったお客様のリアルな声から解き明かしていきます。


環境配慮を「楽しく身近な食体験」へ。

弊社の代表取締役である大泉寛太郎に、この夏「パンダかき氷」を企画した背景や、大切にしている環境配慮へのスタンス、プラントベースの食を通じて届けたい未来の選択肢について語ってもらいました。


ー この夏、「パンダかき氷」を企画したきっかけや背景を教えてください。

夏にかき氷を提供するにあたり、何か新しくてワクワクするような面白い商品を開発したいと考えたのがスタートです。私自身、鹿児島発祥の「白くま」のような具材感のあるかき氷が好きなこともあり、それをプラントベースで表現できないかと試行錯誤を重ねていました。さまざまな素材を組み合わせながら開発を進めるなかでパンダ風のアイデアが生まれ、今回の愛らしい商品として形になりました。


ー 大泉工場が大切にしている「環境配慮へのスタンス」について教えてください。

環境問題に対して、少なからず関心を持っている方は多いと思います。しかし同時に「難しそう」「自分一人の力ではできない」とハードルを感じてしまう人も少なくありません。だからこそ「環境配慮は決して難しいことではなく、もっと楽しく取り組めるものだ」というメッセージを伝えることが私たちのスタンスです。食という最も身近な体験を通して、心理的なハードルを下げていきたいと考えています。


ー なぜ大泉工場は、プラントベースの食を提供しているのでしょうか?

根底には私自身が食べることも飲むことも好きだという原点があります。その上で、人は皆、日々何かを口にして生きていますよね。だからこそ、その日常の営みの中で、より良いものを身体に取り入れてほしいという想いがあります。

また、プラントベースという選択肢を広げていくことは、身体を気遣うだけでなく、地球環境への負荷を減らし、温暖化の抑制につながるような未来へのアクションにも自然と繋がっていくと考えています。


ー このかき氷を食べたお客様に、どのような気持ちや行動の変化が生まれてほしいですか?

このかき氷を通じた体験が、「プラントベースでもこんなに楽しくて美味しいものができるんだ」というポジティブな発見に繋がってほしいと考えています。ヴィーガンやプラントベースという言葉に対して「面白そうな取り組みだな」と親しみを持っていただき、日常のふとした場面でプラントベースのものを選んでみるような、新たな選択のきっかけになれば嬉しいですね。


ミリ単位の「可愛さ」を追求。「パンダかき氷」開発の舞台裏

今回の「パンダかき氷」の商品開発を手掛けた開発担当の高橋に、プラントベースで届ける「満足感」の表現や、愛らしいパンダの造形に込めたこだわりなど、完成に至るまでの開発ストーリーを語ってもらいました。



ー プラントベースで、かき氷としての満足感をどう表現しましたか?

量やお腹の膨らみといった物理的な満腹感はもちろんですが、本商品においては、空間作りを含めた体験やストーリー性による気持ちの面での満足感と、食べ進める中での味わいの変化を表現しました。

たとえば、パンダのぬいぐるみに囲まれた空間で一緒に写真を撮りたくなるような体験や、SNSを通じて誰かに伝えたくなるワクワク感など、味以外のエンタメ性も満足度を大きく高めると考えています。

さらに味わいの面でも、かき氷の下にアサイーやピタヤのスムージーを敷いた2段階の構造にすることで奥深さを演出し、しっかり食べたと感じられる工夫を施しました。


ー 試作を重ねる中で、特にこだわったポイントはどこですか?

特にこだわったのは、パンダの顔のデザインと、ベース素材であるオーツミルクの選定です。見た人が思わず話しかけたくなり、ストーリーを想像できるような圧倒的な可愛さを目指して、耳や鼻の位置から角度までミリ単位で細かく設計しました。またベースには、アレルギーをお持ちの方にも安心して食べやすく、他の素材の香りを引き立てて全体を綺麗にまとめる名脇役としてオーツミルクを採用しています。


ー 開発過程で、最も苦労した点や壁は何でしたか?

かき氷特有の溶けやすさの調整と、店舗オペレーションのなかでパンダの立体的な形を再現することに最も苦労しました。甘さのバランスなどを見ながら溶けにくさをコントロールしつつ、成形しやすい硬さと口溶けの良さを両立させる氷の削り具合を探求しました。結果として、現場で誰が作っても同じように可愛いパンダの形を再現できる組み方を構築することができました。


ー 試作回数や、採用しなかった味・素材・デザインなど、完成までの具体的なエピソードを教えてください。

試作は機械の調整や氷の削り具合を中心に、約10回ほど重ねています。氷の削り方ひとつで成形のしやすさはもちろん、口溶けやフレーバーの感じ方まで大きく左右されるため、細かな微調整を繰り返しました。

氷の削り方に加え、上の氷の味わいを損なわないよう下に敷くスムージーの量と比率を調整するなど、細部まで試行錯誤を重ねて現在の完成形へと至っています。


美味しい体験が、自然と環境配慮につながる商品。

BROOKS GREENLIT CAFEの店長である瀬戸に、実際にパンダかき氷を店頭でお届けする現場での反響や、お客様との会話の中で生まれたエピソード、そして店舗スタッフとして本商品に込める想いについて話を聞きました。


ー 実際に店頭でパンダかき氷を提供した瞬間、お客様はどのような反応をされますか?

運ばれてきた瞬間に「可愛い!」と思わず歓声を上げられるお客様がとても多いですね。写真を撮影されるだけでなく、パーツをのせて自分だけのパンダの顔を完成させる楽しさや、位置によって少しずつ表情が変わる面白さを満喫されています。そうやって顔を作る時間も含めて楽しんでくださっている姿を見るのは、スタッフとしても本当に嬉しい瞬間です。


ー この商品を提供するやりがいや実感はどこにありますか?

植物性の素材だけで作られているのにもかかわらず、物足りなさを一切感じさせない美味しさと十分な満足感があるため、私たちスタッフも自信を持ってお届けしています。

美味しくて身体に良いものを届けるのは当然のことですが、これからの時代は環境への優しさも大切な一部だと感じています。

とはいえ、お客様には難しく捉えずにただ素直に美味しさを楽しんでいただきたいです。かき氷で身体をクールダウンさせながら、その体験が自然と環境への配慮にもつながっているような、お店での美味しい体験が自然と環境配慮に結びついている点に大きなやりがいを感じています。


ー これまでに印象に残っているお客様の言葉や、予想していなかった反応はありますか?

「甘酒はお正月に飲むイメージだったけれど、日常のスイーツとしてこんなに美味しく取り入れられるんだ」という驚きの声や、オーツミルクの美味しさ、そしてオーツミルクでできた氷を食べるという新鮮な体験に対する感想が非常に印象に残っています。

また、「この氷は購入できますか?」とお尋ねくださるお客様もいらっしゃり、予想外の質問に驚くと同時に、それほどまでに美味しさを評価していただけたことが本当に嬉しくなりました。


原材料から副資材まで、すべてが環境負荷が低い妥協のない商品づくり。

WWFジャパン 金子幸史さんには、今回の「パンダかき氷」を通じた取り組みについてのご感想や、WWFが取り組んでいる自然環境保全についても伺いました。


ー 野生動物や自然環境の保全に向けて、どのような活動に取り組まれているのでしょうか?

WWFジャパンは、「人と自然が調和して生きられる未来」を目指し、さまざまなアプローチで環境保全に取り組んでいます。具体的には、地球温暖化の防止、持続可能な社会の構築、野生生物や森・海の保護を、さまざまな立場の方々との連携を通して実現を目指しています。なかでも企業に関しては、「生産・製造や調達をサステナブルにする」ことが大切だと考えています。そしてそれを実現していくうえで、「サステナブルに作られた製品を消費者が選ぶ」ことも重要です。


ー 今回の「パンダかき氷」のように、飲食という身近な体験を通じて、環境保全への関心を広げる取り組みについてどのように感じていらっしゃいますか。

企業がサステナビリティを推進するうえで、「消費者の共感」は不可欠です。だからこそ、人にとって最も身近な「食」を通じて、消費者がサステナビリティへの気づきを得る機会を作ることは、非常に重要な意味を持つと感じています。


ー 企業との飲食コラボレーションや寄付企画などを検討される際、WWFジャパン様が大切にされている考え方や観点を教えてください。

私たちが大切にしているのは、WWFの視点で「使用される原材料の環境負荷が低いかどうか」を確認することです。

また、原材料だけでなく、梱包資材や飲食時のストロー、カトラリーなどの副資材への配慮もお願いしています。梱包資材については、製品を保護するという性質上難しい面もありますが、極力プラスチック製のものは避けていただいています。カトラリーについても、基本的にはリユース(再利用)可能なものをお願いし、どうしても使い捨てが必要な場合は、WWFの基準に沿ってサステナブルに生産・製造された製品を選んでいただくようにしています。



ー 今回の「パンダかき氷」の企画において、原材料や提供方法について確認された範囲と、その確認にはどのような意味や位置づけがあるのでしょうか。

今回の企画におきましても、他のお取り組みと同様に「原材料」と「副資材」の両面から環境への配慮がなされているかを確認させていただきました。具体的には、ヒアリングや公開情報などに基づき、環境リスクの高い原材料が使用されていないかをチェックしています。また、副資材であるカトラリー(スプーン)には、WWFがサステナブルだと推奨するFSC認証材を使用した木製スプーンを採用していただきました。


私たちはこうした企業とのやり取りを通じて、自然環境で今何が起きているのか、その解決にはどのような考え方や具体的なアクションが必要なのかといった「気づき」を得ていただくことを重視しています。さらに、提供されるメニューを通じて消費者の方々にもその想いが伝わり、サステナビリティに真摯に取り組む企業を応援していただきたいと願っています。

お客様から届いたリアルな声

実際にパンダかき氷を召し上がったお客様に、商品の第一印象や味わい、そして環境配慮の背景を知った上での率直な感想をお聞きしました。


ー パンダかき氷を最初に見たとき、どのような印象を持ちましたか?

見た目がとても可愛らしく、運ばれてきた瞬間から楽しめるかき氷だなと感じました。/20代男性


運ばれてきた瞬間の見た目がすごく可愛くて、思わず写真を撮りたくなりました。パーツを乗せて自分だけのパンダの顔を完成させる体験自体もとても楽しかったです。/20代女性


ー 実際に食べてみて、味や食感はいかがでしたか?

最初は普通のかき氷のように水っぽいのかなと思っていましたが、氷自体にしっかり味がついていて、シャーベットのような感覚でとても美味しかったです。また、果物がごろっとトッピングされていたので、最後まで飽きることなく楽しめました。/20代男性


オーツミルクの氷はとても口溶けが良く、甘酒の上品な甘さがマッチしていて、美味しくいただけました。下に入っているスムージーとフルーツの甘酸っぱさで味が変化していくので、最後まで飽きずに味わえる点も魅力的でした。/20代女性


ー 植物性素材で作られていることや、売上の一部がWWFジャパンへの寄付につながることは知っていましたか?

テーブルに置いてある案内を見て知りました。すごく良い取り組みだなと感じながら注文しました。/20代男性


初めは知りませんでしたが、店員さんにお伺いして知りました。美味しくスイーツを食べることで社会貢献にもつながるなんて、すごく良い取り組みだなと思いました。/20代女性


ー 商品背景を知った前後で、このかき氷や環境配慮に対する印象は変わりましたか?

とにかく味が美味しかったので、プラントベースという言葉を過剰に意識することなく、シンプルに美味しいスイーツとして楽しむことができました。自分自身で環境配慮のアクションを起こすのは少し難しく感じてしまいますが、身体に優しく美味しいものを食べるだけで自然と環境保全に関われる仕組みは、すごく素敵だなと思います。/20代男性


プラントベースと聞くと少し物足りないイメージがありましたが、全くそんなことはなく大満足の味わいでした。美味しいスイーツを楽しむことが、結果的に環境保全や寄付につながっていると知り、とても温かい気持ちになります。日常の中でも無理なく環境に優しい選択をしていきたいと感じる、素敵なきっかけになりました。/20代女性



連日の猛暑の中、一杯の冷たいかき氷を口にして笑顔になります。その日常のささやかで心地よいひとときが、巡り巡って地球や野生動物の未来を少しだけ優しく守っていきます。

環境配慮を義務や我慢にするのではなく、誰もが楽しく選べる魅力的な選択肢へ。


「可愛い」「美味しい」というワクワクする体験のすぐ隣に、未来を想う小さなアクションが自然と繋がっています。大泉工場が届ける一杯の『パンダかき氷』は、誰もが我慢せずに参加できる、新しい食体験となることを目指しています。






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