今年6月に新たに就任した東京電力の横尾敬介会長が新潟県の花角知事を訪ね、「柏崎刈羽原発の安全性向上と信頼回復に向けた取り組みを進めていく」と話しました。
8月17日午後、県庁を訪れたのは東京電力の横尾敬介会長です。
今年6月に就任した横尾会長は東京電力としては初めての金融機関出身の会長で、新たな経営体制をスタートしたことにあわせて花角知事と面会しました。
【東京電力 横尾敬介 会長】
「福島第一原子力発電所の原因企業として、安全に終わりはないということを肝に銘じ、発電所の安全性の向上に不断に取り組んでまいります」
このように柏崎刈羽原発の安全な運営への決意を話した横尾会長ですが…
【花角知事】
「最近でも核物質防護に関する不適切事案が起きている。いっそうの緊張感を持って運営に当たっていただきたい」
柏崎刈羽原発では今年2月に6・7号機の運転員がIDカードを忘れた同僚に対し、自身のIDカードを使ってゲートから退出させる不適切な操作を行っていたことが判明しています。
【東京電力 横尾敬介 会長】
「至近の核物質防護に関する不適切な事案などについては重く受け止めている。再発防止と継続的な改善について指導・監督していく」
そして花角知事は、去年、再稼働を容認する際、東京電力に対し、信頼回復のための地域との共生などについても求めていました。
【東京電力 横尾敬介 会長】
「事業運営にあたり、何よりも重要なことは信頼の回復。これからも色々皆さんとお話しながら、皆さんのお気持ちを咀嚼しながら、色々なことを進めていかなくてはいけないと考えている」
また、東京電力は現在、経営再建に向け外部資本との提携を検討していますが、これにより「原発運営や地域との共生のあり方が変わることはない」と横尾会長は話します。
【東京電力 横尾敬介 会長】
「(信頼は)ずっと積み重ねていくものであって終わりはないと思っているので、そういった価値観・考え方で執行部とともに今回の会長就任にあたってリードしていきたい」
