福岡県議会の蔵内勇夫議長は17日午後、9月議会をめどに議長職から身を引くとの表明しました。
臨時議会後の自民党県議団の議員総会で明らかにしました。
複数の関係者によりますと、金銭授受疑惑を調査する第三者委員会の設置や政治倫理条例を制定した上で、9月議会をめどに議長職を辞任する意向だということです。
蔵内議長はその後記者団に問われ「従来からそう言っているから。変わっていません」と答えました。
17日の臨時議会では、議長就任をめぐり自民党県議団の幹部に金銭を支払ったと証言している吉松源昭県議が蔵内氏の議長職の辞職勧告決議案を提出し、採決される見通しとなっていましたが、自民党県議から採決の中止を求める動議が出され、これが賛成多数で可決したため、辞職勧告決議案の採決は行われませんでした。
こうした動きについて服部知事は以下の通りコメントを出しました。
「県民の皆さまからの一票をもって負託を受けた県議会議員の皆さまが、それぞれに責任をもって判断された結果であり、これに対して知事が論評することは適切ではないと考えます。
本日の臨時議会では、第三者委員会の設置が決定され、副議長が新しく選出されました。県議会におかれては、新たな体制の下で、一日も早く県民の皆さまの疑念を払しょくし、信頼を取り戻すことができるよう、真相究明と議会改革の推進にスピード感を持って取り組んでいただきたいと考えます。」
