イランのガリバフ国会議長は16日、軍事面と外交面の双方でアメリカとの戦闘に勝利したと訴えました。
イランのガリバフ国会議長は16日、「アメリカなどとの戦闘でイランが勝利した」と宣言した一方で「これはアメリカ軍やイスラエル軍を完全に壊滅させたという意味ではない」と説明しました。
そのうえでガリバフ氏はアメリカとイスラエルが当初、掲げていた9つの目標を達成できていないと主張し「これこそが敵にとって最大の敗北であり、イランにとって大きな勝利だ」と強調しました。
またガリバフ氏はアメリカと署名した戦闘終結に向けた覚書について「勝利を確立した名誉ある文書だ」と評価していて、イランのホルムズ海峡での主権や凍結資産の解除などが盛り込まれたことを示しているとみられます。
覚書の最終合意に向けた交渉は日本時間の17日60日の期限を迎えましたが、ホルムズ海峡を巡る対立が続いているほか核問題などを巡る協議に進展はなく期限延長の動きも見られません。
こうしたなかイラン軍のハタミ司令官は16日、アメリカ軍の兵士を殺害、または拘束した者に3万ドルの報奨金を支払うと発表するなど戦闘再開も辞さない姿勢を示しています。
