帰省シーズン、お盆明けの職場などへのお土産に悩んでいませんか?福井土産の定番といえば羽二重餅が思い浮かびますが、羽二重餅も年々進化しています。最新の羽二重餅スイーツを取材しました。

帰省シーズンを迎えた福井駅前で、福井で買いたいお土産を聞きました。
  
「そばを買いたいです。あとは鯖寿司も」(富山県から観光)
「日本酒、地酒かな。福井、北陸の酒が好きやから」(京都から観光)
  
そんな中でも多かったのが―
 
「やっぱり羽二重餅ですかね。配りやすいし、みんな美味しいって言ってくれるんで」(神戸から帰省)
「めっちゃ好き。なんかお正月とかで食べるお餅と違うから。羽二重餅の方が柔らかい」(女の子)
  
「さっきChatGPTに聞いたら羽二重餅が美味しいって書いてあって。くるみ味の羽二重餅を楽しみにしてます」(東京から観光) 

福井土産として不動の人気を誇る羽二重餅。福井の特産品を多く取りそろえるハピリン2階の土産店でも、やはり羽二重餅の人気は根強いそうです。
   
福福館・中尾天翔店長:
「帰省のシーズンでは半分以上、もしかすると80%ぐらいのお客様が羽二重餅を1つは買っていく」
  
一番人気は定番のシンプルな羽二重餅だということですが、実は、いま売り場の7割ほどを占めるのが従来の羽二重餅をアレンジした“進化系”の商品です。
     
しっとりとしたサブレ生地と柔らかい羽二重餅の相性が抜群だと去年SNSで話題となった商品や、バナナやあんこなど個性豊かな味の羽二重餅を“お一人様用”に包装した小さな羽二重シリーズなど幅広いラインナップです。
     
その選択肢の多さから、複数の種類を購入していく客も多いそうです。
   
中尾店長は「新幹線の効果で福井が知られて訪れてもらえるようになって、もう1度福井に行ってみようという人に対して、従来の羽二重餅ではない新しい羽二重餅がどんどん増えていくと、お客様にとってもいいのではないか」と話します。

県内の菓子店でも、羽二重餅の進化は止まりません。
   
福井市にある創業36年の和洋菓子店「花えちぜん」では、中に羽二重餅が入った最中やバウムクーヘンなどこれまでさまざまな羽二重餅スイーツを開発してきました。
  
特に、羽二重餅とホワイトチョコレートをサブレで挟んだ「羽二重サブレ」は県外の客も買い求めるほど人気の商品です。
  
そんな花えちぜんが開発した最新の“進化系羽二重餅”が「ドバイチョコ羽二重餅」です。いま話題のドバイチョコを、チョコレート風味の羽二重餅で包んだ一品です。
     
ドバイチョコとはピスタチオペーストとホワイトチョコレート、カダイフと呼ばれる麺状の生地を混ぜたスイーツです。
  
花えちぜんの吹上瑞枝代表は「外側を薄いマシュマロで包んだドバイチョコ餅が全国的に流行っているので、福井では羽二重餅で包んだドバイチョコ羽二重餅を作った」と話します。 
  
トレンドの商品をいち早く羽二重餅とコラボさせ、7月から販売を始めました。
   
武田祐季アナウンサー:
「食べる前からピスタチオのいい香りが漂っています…あ、柔らかい!食感が新しいです。羽二重餅のなめらかさ、そして中のカダイフのザクザク感、この食感のコントラストが、食べていて楽しいですね」
  
さまざまな羽二重餅スイーツを開発してきた店が語る羽二重餅の魅力とは―
  
「私は、羽二重餅は“お餅の王様”だと思っている。生クリームにも合うし、和菓子のあんこにも合うし、いろんなものに合うので、若い人にも喜んでもらえる新しい感覚のスイーツも作り続けていきたい」(吹上代表)
  
絹織物のような滑らかな食感だけでなく、他のスイーツとの相性の良さも魅力の羽二重餅。福井を代表する銘菓は、時代とともに新たな魅力をまといながら、進化を続けています。

福井テレビ
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