台風15号の接近により、岩手県内では8月11日から大雨が降った所があり、観光施設が閉鎖する影響が出ています。
県内では引き続き土砂災害などに十分な注意が必要です。
11日夜に茨城県に上陸し本州を横断した後、12日朝に熱帯低気圧に変わった台風15号。
その台風の影響で県沿岸部では大雨となった所があり、12日午前9時までの24時間降水量の最大値は、久慈市下戸鎖で171.5ミリと平年の8月ほぼ1か月分に達したほか、久慈市山形でも120.5ミリなどとなりました。
この大雨で観光に影響が出ています。
日本三大鍾乳洞の一つ、岩泉町の龍泉洞では、大雨で洞窟内の水位が1.3mほど上昇し、通路が冠水したため12日から当面の間、閉鎖することになりました。
営業取りやめを知った観光客からは、「(閉鎖は)身の安全のためなので仕方ない。また来たい」との声が聞かれました。
龍泉洞事務所によりますと、お盆期間は例年、1日約2000人が訪れる書き入れ時で、閉鎖は大きな打撃だといいます。
龍泉洞事務所 田鎖雅樹所長
「本当に痛いですね。一年で一番の(にぎわう)時期なので、列ができるのを見越して準備もしていたので早く(水が)引いてほしい」
県内では台風が過ぎた後も大気の状態が非常に不安定となっていて、13日にかけて大雨となる所がある見込みです。
13日午後6時までの24時間に予想される降水量は内陸、沿岸とも多いところで80ミリとなっています。
気象台は13日夜遅くにかけて大雨による土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。
