最大震度7を観測した熊本地震から2週間余りが経過しました。
今回の地震では、熊本のシンボル・熊本城でも石垣が崩れるなどの被害が出ました。

お盆休みに休園を余儀なくされた熊本城ですが、13日の再開を前に内部が公開されました。

7月28日の地震発生後、初めて熊本城の観光エリアが報道陣に公開されました。
そこに残されていたのは、強い揺れがもたらした深い爪痕です。

特別見学通路北側、数寄屋丸近くの石垣では、前回の熊本地震で崩落した石垣の修理が終わらないまま、今回の熊本地震で新たに石垣が崩落しました。
崩れた石垣が下に転がったままとなっています。

10年前の熊本地震で石垣が崩れるなどして復旧工事が続いていた熊本城は、今回の地震で再び被災しました。

地震発生時にカメラが捉えた天守閣1階の映像では、揺れを感じたスタッフがすぐに来場者に安全確保を指示。
順路を示す案内看板は大きく揺れています。

この地震で石垣が40カ所崩れるなど、新たな被害が確認された熊本城。
地震発生当日から休園が続いていましたが、城内の安全が確認できたとして、13日から天守閣の内部など有料エリアの公開が再開されることになりました。

熊本城総合事務所 総務管理課・光安林太郎課長:
熊本城は復興のシンボルというところでありますので、また見ていただけるということは、今後の復旧の後押しになるかなと思う。

一方、熊本市動植物園では、被災した子供たちに安心して過ごせる場を提供しようと、12日から3日間、入園料を無料としています。

園は地震により一時閉園していましたが、8月4日、安全が確認されたとして営業を再開。

地震の影響で熊本県内では今も3585人が避難生活を余儀なくされていますが、無料開園で訪れた子供たちの表情は輝くような笑顔でした。

熊本市動植物園・松本充史園長:
今回の熊本地震でつらい思いをされてる方々、子どもたちの居場所があまりないと聞いているので、こちらに来ていただいて、心の復興の一歩目ということで利用していただければと思う。