黄金色の衣が食欲をそそるアツアツの唐揚げ。
サイズも特大です。

この唐揚げに使われているのは、高騰が続いていたブラジル産の輸入鶏肉。
その仕入れ値が、ここに来てようやく下がりつつあるといいます。

俵飯・俵隼水店長:
一番高いときに比べると1kgあたり50~100円下がっている。想像以上に下がっている。

取材班が訪れたのは、東京都内にある「デカ盛り」で人気の中華料理店「麺飯店 俵飯」です。

人気メニューは、大きな唐揚げにチーズを入れた甘辛味のあんを絡ませ、山のように盛り付けたひと品、その名も「天にそびえる鶏唐ジャージャーとろチーズ飯」です。

ごはん2合の上に盛り付けられた、特大唐揚げの“爆盛りタワー”。まさにド迫力です。

この店では、唐揚げにブラジル産の鶏もも肉を使用していますが、その仕入れ値は鳥インフルエンザなどの影響で高騰。

以前は1kg400円ほどでしたが、高いときには3倍の1200円ほどまで値上がりしたといいます。

俵飯・俵隼水店長:
ここ1~2年の鶏肉の高騰で一気にドン!と上がったような感じ。

しかし、7月ごろ一転、仕入れ値が下がりはじめたというのです。

俵飯・俵隼水店長:
1番高いときに比べると1kgあたり50~100円下がっている。もう少し(価格が)落ち着くのではないかと期待感を持っている。

関係者によりますと、ブラジルでは鳥インフルエンザの影響が落ち着き、供給量が増加。
これまでは鶏肉の取引に投機目的で参加していた企業によって相場が押し上げられていた面もあったといいますが、供給量が増えたことで、そうした企業が在庫を投げ売りしたことも価格の下落につながっているとみられています。

外国産の鶏肉の高騰を受け、国産だけの販売に切り替えていた神奈川・横浜市内のスーパーは、外国産の値下がりを機に販売再開を検討しはじめました。

スーパーセルシオ・鶴田聡部長:
当店ではブラジル産の(販売を)検討しています。海外のほうからも、また多く入ってくるという話が出てますので、値段が下がる傾向にあります。

こうした中、円相場は円安傾向が強まっていて、再び値上がりに転じる可能性に懸念の声も出ています。

スーパーセルシオ・鶴田聡部長:
安く出せるときに安く出したいという本音があるので、(価格下落が)長く続けばいいなと思います。