振付中には友野自らアイデアを出すシーンも。2人の掛け合いによって、あっという間にプログラムが出来上がっていったという。
3季目のタッグとなるシェイ=リーン・ボーンさんに話を聞いてみると、「一希は情熱的なスケート選手」と称した。
「私が見ていて惹きつけられるのは、ハートがあって、恐れずに魂を共有してくれるからです。私たち観客を、記憶に残る冒険へと連れて行ってくれます」
友野が日本で「エンターテイナー」という愛称で知られていると伝えると「彼にぴったり」と微笑む。
「彼のプログラムはどれもユニーク。プログラムを自分のものにして、独自の個性を発揮しています。彼はとてもオープンなのでやりやすいし、自信を持って個性を共有してくれます 。彼はかつてこう話していました。『若者に喜びをもたらすことが目標のひとつ』『スケートの楽しさを広めて、この素晴らしい競技の参加者を増やしたい』と。彼は自らの滑りでそれを示しています」
シェイ=リーン・ボーンさんも実感しているように、友野は長年ユニークな振り付けで観客を楽しませてきた。そんな友野に「いつか振付師にならないか?」と聞いてみたという。
「彼はすでにショーで自ら振り付けをしていますし、当然才能もあります。アーティストとしての精神があるので、その道を進むことも想像できます 」
振付師の才能もあるとお墨付きをもらい、近くで話を聞いていた友野の顔に笑みがこぼれた。

