正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑などさまざまな問題が生じている福岡県議会との関係について、福岡県の服部知事がTNCの単独インタビューで「蔵内議長への忖度を生むような関係を一切断つ」と明言したことに対し、蔵内勇夫議長は10日、「知事とはしっかり信頼があると思っている」「知事も毅然として執行していただきたい」などと述べました。
服部知事は単独インタビューで「蔵内さんに対する過度な配慮というものが私も含め執行部の側にあった。過度な配慮・忖度が生じるような関係は一切断っていく」などと述べ、これまで過度な忖度があったことを認めた上で、これまでの関係から事実上決別することを明言しました。
これに対し蔵内議長は10日午後、報道陣の取材に応じ、以下の通り述べました。
ーー服部知事が県議会の高額な海外視察の調査について議会側の対応を「もう待てない」と発言するなど、これまでの関係から少し踏み込んだようにも見えるがどう受け止めているか。
蔵内議長:
知事は私と決別すると思っているのかどうかは僕には分からないですが、執行部と議会というのは直接選挙で選ばれる二元代表制なんです。だから県政を推進する中では「車の両輪」として頑張っていかなければならない、切磋琢磨しなければならないと思います。同時に信頼関係は不可欠だと思います。政治ですから。情報をある程度共有をしておかないとミスリードも発生してしまいます。そういう意味では私はまだ知事とはしっかり信頼があると思っております。
ーー最近は知事とやり取りはあるか。
蔵内議長:
ないですね。いいんじゃないですか。
ーー蔵内さんから連絡しているが返ってこないということか。
蔵内議長:
私からするつもりはありません。かえって知事に迷惑かけちゃうから。
ーー知事自身が蔵内さんに過度な忖度があったことを認め、根本的に見直したいという発言もあった。
蔵内議長:
ぜひそうしていただきたいと思います。知事も毅然として、知事としての執行を行っていただきたい。それが職員に対する1つの知事の責任ではないかと思っています。
