沖縄を通過した台風13号に加え、関東に接近中の台風15号、そして9日午後3時に小笠原近海で発生した台風16号の影響で、日本付近は再び「トリプル台風」の状態となっています。
台風15号 11日に関東直撃か
いずれも暴風域を伴っておらず、台風としての勢力はそれほど強くありません。
しかし、台風が運ぶ暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達しやすく、進路の近くでなくても大雨となるおそれがあります。
台風15号は、11日の午後にも関東を直撃するおそれがあります。
ただ、今回は台風の中心そのものよりも、周辺の広い雨雲に注意が必要です。
連日のゲリラ豪雨の原因となっている上空の寒気の影響も加わり、台風が近づく前から雨雲が発達するおそれがあります。
そのため、今回は進路図が“フェイント”になるかもしれません。
台風本体がまだ離れていても激しい雨となる可能性があり、進路図だけを見ていると雨のピークを見逃してしまうおそれがあります。
関東の雨のピークは11日夕方から夜が中心となる見込みですが、それより前の時間帯でも局地的な激しい雨に警戒が必要です。
夏休みやお盆休みで外出を予定している方は、台風情報だけでなく、雨雲レーダーもこまめに確認するようにしてください。
お盆休みは太平洋側を中心に雨
台風13号が通り過ぎたあとも、日本の南では暖かく湿った空気が豊富な状態が続いています。
そのため、沖縄の南では新たな熱帯低気圧が発生する可能性もありそうです。
湿った空気が流れ込みやすい九州や沖縄では週末まで雨の降りやすい天気が続くでしょう。
また、台風15号から流れ込む湿った空気の影響で、東北から近畿にかけての太平洋側でも雨の降る所が多くなりそうです。
お盆休み期間は広い範囲で天気がすっきりせず、外出や交通への影響にも注意が必要です。
新たに発生した台風16号については、まだ進路や発達の程度に予報の幅があります。
現時点で予想がはっきりしていませんが、今後の動向次第では日本に影響する可能性もあります。
引き続き、最新の気象情報を確認するようにしてください。
【執筆:フジテレビ気象センター・気象予報士 岡部茉莉】

