連日の猛暑に加えて、4日、被災地をゲリラ雷雨が襲いました。
午後2時前、被災地・熊本県を襲った突然のゲリラ雷雨。
地面を激しく雨が打ち付けています。
最大震度7の地震から4日で1週間。
死者は38人に上り、全壊や半壊など住宅の被害は推計1万3393棟。
7600人以上が避難生活を余儀なくされ、県内には155カ所もの避難所を開設。
熱中症による搬送は13人に上っています。
こうした中、被災地・熊本は復旧の手を止めざるを得ない激しいゲリラ雷雨に見舞われました。
取材中には雷鳴が鳴り響き、辺りは一瞬で大雨に。
八代市では午後2時過ぎ、倒壊した家屋に雨が打ち付け、2階の屋根の雨どいから大量の雨水、たまった水が噴き出していました。
そして、バケツをひっくり返したかのような雨が降りしきるさなかにも、地震が起きていました。
ゲリラ雷雨は1時間ほどで収まったものの、被災した住宅では雨漏りも。
住人:
ぬれていたのはここですよ。ここもうあっという間にここ来ました、ここ。こっからポタポタ来て、ここに落ちてきて、ここも落ちてきて。
地震から1週間がたった熊本県。
震度7を観測し多くの住宅が倒壊した氷川町では、住人が自宅を片付けに戻っていました。
室内にかけられた時計は地震が起きた時間で止まったまま。
地震が起きる直前、妻と2人でテレビを見ていたという男性。
テレビは壁まで飛んでいき、妻は足をけがしたといいます。
男性は「(Q.元通りになるにはまだかかりそうか)はーーまだ支援がなかでしょ。更地にしてもらわにゃ…」と話しました。
一方、3日にライフラインが復旧したばかりのスーパーでは、日常を取り戻すために動き出しています。
約1週間ぶりに新鮮な果物や野菜を入荷することができました。
本格的な営業再開までまだ時間がかかるため、入荷した野菜は屋外で販売するといいます。
災害ボランティアの受け入れも続々と始まっています。
地震の影響で家の壁が剥がれたり、倒れた家具や家電が多くあり、1週間がたった今でも復旧作業が続いている宇城市の住宅。
4日は県内の高校に通うサッカー部員たちが被災した住宅の片付け作業を手伝っていました。
家族の思い出が詰まったアルバムやさまざまな家財道具を運び出していました。
熊本商業高校サッカー部・西松陽副キャプテン:
いつもと違う活動なので、水分とか塩分とかはいつも以上に注意してやっている。
一方、震度6強の八代市では、市全域で断水が続き、復旧のめどは依然として立っていません。
男性は「(Q.いつまでに水道復旧してほしい)お盆までに復旧してもらえれば、帰ってくる子どもたちも助かるのでは」と話しました。
ライフラインの復旧が遅れる地域もある中、生活の再建に向け進み出す場所も。
氷川町の仮設住宅の建設予定地では、工事にあたっている作業員の姿が見られました。
20戸の仮設住宅が作られるということです。
