4日午後2時ごろ、熊本県をゲリラ雷雨が襲いました。
ブルーシートが目立つ被災地での激しい雨によって、さらなる被害が懸念されます。
熊本が最大震度7の揺れに見舞われてから、4日で1週間。
今も大勢の人が避難生活を強いられています。
氷川町内の避難所の1つ・氷川中学校では、電気が使用できるため、エアコンが稼働していました。
避難所の人に困っていることについて話を聞くと、「水ですね、洗濯どうにもならない。コインランドリー行ってもいっぱい。行列で」「トイレ。夜、電気がつかないんですよ、トイレ。あとお風呂も、人が多いと入れなかったりする」「一般の人たちも入りに来たりするから」といった声が聞かれました。
この1週間で避難所の環境は改善されていましたが、この避難所では毎日1000人ほどが物資の受け取りや入浴などに訪れるため、混雑していました。
3日から段ボールベッドやパーティションが使用できるようになったものの、「家とは違う。すぐ着替えたりとかできませんよね」といった声も。
設置されたパーティションは低く、プライバシーが守られているとは言えないといいます。
一方、避難所には行かず、在宅で避難生活を送っている人たちにとっても困難は続いています。
熊本市は4日、最高気温36.8度を観測。
これで17日連続の猛暑日となり、暑さと被災で疲労はピークに達し、体調を崩す人が出ています。
宇城市では、90代の女性が熱中症の疑いで救急搬送される場面に遭遇しました。
搬送された女性の夫は「なんか(朝)ご飯食べて気分が悪くなったって。それで救急車呼んだ…。一応、一晩中エアコンはつけていた」と話します。
エアコンを使用していたため、熱中症の心配はないと思っていたといいます。
到着してからも、なかなか出発しない救急車を心配そうに見守る男性。
女性はこのあと、隣接する熊本市内の病院へ搬送されました。
熊本市内では4日、熱中症と思われる症状で5人が搬送されました。
こうした中、氷川町では早くも仮設住宅の建設も始まりました。
5日以降も被災地には厳しい暑さが続く見通しで、熱中症だけでなく、蓄積する被災者の疲労へのさまざまな対応が求められています。
<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援
