2024年元日の能登半島地震で甚大な被害を受けながらも、わずか9日後に炊き出しを開始したゴーゴーカレー輪島店。その経験から「同じ思いをした者だからこそ支援したい」と、今度は熊本地震の被災地へ恩返しの手を差し伸べる。
ゴーゴーカレーが熊本地震の被災地支援へ
輪島市にある道の駅ふらっと訪夢。ここで人気の飲食店がゴーゴーカレー輪島店だ。
金沢市に本社があるゴーゴーカレーグループは、7月31日から国内にある100店舗以上に熊本地震の募金箱を順次設置している。
ゴーゴーカレー輪島店 舩本佳寿子店長:
(熊本には)暑い中で大変な思いをしている方がたくさんると思うので、本当にそれは見ていて辛いなという思いはあります
2024年元日に発生した能登半島地震で震度7の揺れに襲われた輪島市。ゴーゴーカレー輪島店も厨房の食器や調理器具が散乱し、手の施しようがない状態だったと言う。
舩本店長:
お店の中も散乱して、券売機も傾き、2階の冷蔵庫も倒れて、もう使用できない状況になっていました。断水してたので、掃除とかもすぐにできず、ほんとに悲惨な状況でした。
それでも全国からの応援も得て、地震からわずか9日後の1月10日から炊き出しを開始。当時はまだ水も出ない過酷な状況の中、真冬にホカホカのカレーを2月中ごろまで提供してきた。
舩本店長:
ありがとうって。毎日来てくれた方がいて、いつもありがとうって言われることが本当に支えとなって毎日がんばりました。
だからこそ今度は熊本を応援したいという。
このためゴーゴーカレーグループでは、トッピング無料券がもらえる5のつく日のゴーゴーデーとなる8月5日に、国内全店舗の売上から5パーセントを義援金として熊本に寄付するという。
舩本店長:
「同じ経験したので、やっぱり確かに気持ちは分かるので、やっぱりそういう支援はしていきたいです」
8月5日「ゴーゴーデー」で全国の店舗売上の5%を義援金に
そして迎えた8月5日。
JR金沢駅の百番街「あんと」にあるゴーゴーカレー 金沢駅総本山をのぞいてみると…、カレーを食べて熊本を支援しようという客が大勢詰めかけていた。
ゴーゴーカレー西日本営業部 伊崎秀子エリアマネジャー:
(お客様が)情報を知ってくださって「きょうは食べに行くね」ってお声がけをいただいていますので、今日はもう朝から行列で大変ありがたく思っています。
訪れた客に聞いてみると、「助け合いっていうのはとても重要なことだと思いますので、能登半島地震の時も大変お世話になりましたので、その辺は感謝を込めて少しでも応援できればと食べました」と話していた。記者が「おいしく食べて応援できるのは?」と尋ねると「最高ですね!」と答えていた。
ゴーゴーカレーでは被災地の状況や行政・支援団体からの要請に応じて、カレーのレトルト5000食を支援物資として届けるなど、今後も被災地支援を続けていくという。
(石川テレビ・8月4日、5日放送)
