8月に入り作業が大詰めを迎えているのが大分県宇佐市長洲地区に伝わる御殿灯籠づくりです。

初盆を迎えた家庭がつくる豪華絢爛な飾りで、価格は1基60万円以上。紙や木で出来ていて職人がおよそ3か月かけて手作りします。

この御殿灯籠、お盆を迎えるとそれぞれの家庭に飾られます。

そして8月15日に親族などが神輿のように担いで共同墓地まで運び火をつけて故人の霊を見送る精霊送りが行われます。

この「長洲の初盆行事」は国の選択無形民俗文化財にも指定されています。

◆職人 加嶋洋子さん(85)
「ご先祖様をちゃんと送るというのが小さいころからの習性。苦にならない、金をかけるのは。仏のことをしたら良いことがあるからというのが(地区の)歴史」

2026年は7基つくられますがそのうち1基は展示用で3日、宇佐市役所に運ばれました。

この展示は地元の伝統文化を知ってもらおうと市が2024年から実施しています。

御殿灯籠をつくる職人は地区に6人いますが年々少なくなっているといい伝統の継承が課題になっています。

◆制作した職人 加嶋洋喜さん
「だんだん(地区の)過疎化が進んで人が少なくなっていくし、やる人も少ないが70年、80年文化が残っているので残していきたい」

御殿灯籠は8月14日まで宇佐市役所で展示されています。

テレビ大分
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