パキスタンの標高8000メートルを超える山で雪崩が発生し、世界的に知られる登山家ら10人の行方が分からなくなっています。
ロイター通信やAP通信によりますと、7月30日、パキスタン北部のカラコルム山脈にあるブロードピークで、登山隊が雪崩に巻き込まれました。
行方が分からなくなっているのは、ネパール生まれの登山家ニルマル・プルジャさん(43)を含む10人です。
登山隊はネパールやパキスタンのほか、アメリカ、中国、オマーンなどの登山家で構成されていました。
現地では軍のヘリコプターと地上の救助隊が捜索を続けていますが、悪天候の影響で活動は難航しています。ロイター通信やAP通信によりますと、これまでに複数の遺体が見つかっていますが、身元の確認が進められていて、当局は残る行方不明者の捜索を続けています。
プルジャさんは2019年、世界に14ある標高8000メートルを超える山すべてを、189日間という当時の世界最速で登頂したことで知られています。
その挑戦は、ネットフリックスのドキュメンタリーでも紹介されました。また今回は、すべての8000メートル峰を酸素ボンベを使わずに2回以上登頂するという、史上初の記録に挑戦していました。
