石川テレビ 加藤葵アナウンサー:
「大きな『1』が目印の北陸はつり開発にやってきました。どんな会社なのかのぞいてみましょう! こんにちは!よろしくお願いします」
話を聞くのは、北陸はつり開発の常務取締役・米田秀仁さんです。
加藤アナ:
「北陸はつり開発の『はつり』はどんな意味なんですか」
米田さん:
「コンクリートやものを削る、取り壊すっていう専門的な意味です。はつり工事、解体工事、土木工事、仮設工事、リサイクル業をしています」
数字の「1」には、解体など工事の「始まり」を担うことや、一番に選ばれる会社でありたいといった思いが込められているそうです。
建物の解体などで出たコンクリートを砕き、リサイクルをする現場にはこんな人も…
米田さん:
「フランス人のザビエさんです」
以前はフランス料理のシェフだったザビエさん。「家族と過ごす時間を作りたい」との思いで転職したそうです。
加藤アナ:
「チャレンジしてどうですか?」
ザビエさん:
「良かったです、うれしい」
米田さん:
「先日、重機を運転するための試験を受けて受かって、着実にスキルアップもしてますし、今の笑顔を見たら、やりがいを持ってやってくれているんだなと思って、とても嬉しいです」
様々な人材が活躍する北陸はつり開発。
加藤アナ:
「メインではどんな仕事を?」
米田さん:
「ここに置いてある模型の機械を使った鋼矢板の打設、仮設工事というのを事業の6割ぐらいはこの工事をメインにしています。港とか海岸線の、地震などで崩れたところを鋼矢板を打って元の形に戻す工事です。計画している高さまで打ち込んで、それを繰り返し繰り返し打つんです」
実際にこの機械が使われている現場を見せていただくと…
菅田諭 工事・営業課長:
「こちらが作業現場になります」
加藤アナ:
「大きい板を持ち上げて向こう岸に運んでますね」
こちらは内灘町の河川で行われている、地震で壊れた護岸の工事です。
加藤アナ:
「近くで見ると迫力ありますね」
鋼矢板と呼ばれる板を、さきほど模型で紹介した圧入機にセットします。
加藤アナ:
「身長の7倍くらいありそうです」
この現場では8.5メートルの鋼矢板を使用。圧入機を手元のリモコンで操縦して、長い板を地面に押し込んでいきます。その後、コンクリートで固めて新しい護岸を作っていくそうです。
こうした工事は被災した各地の港や河川で行われています。
菅田さん:
「大きいものが割れてしまったり、金沢港がボコボコになったのを見ると、震災の怖さというか、自然のすごさを感じます。ちょっとでも元に戻して、より強いものを作っていけたらなと思います」
この機械を使った工事を行っている会社は、「北陸はつり開発」を含めて県内で2社しかありません。震災から2年半、県民の生活に欠かせない護岸の工事で、能登の復旧・復興に尽力しています。
米田さん:
「インフラの仕事は地味ですけど、絶対に無いといけない仕事、無くならない仕事だと思っていますので、それを繋げていくことがやりがいです。企業として50年以上経っているので、将来的に100年企業になれるような、地元に必要とされる企業になっていきたい」
