去年5月下旬から6月上旬までの間、厚生労働大臣の承認を受けていない医療機器を貸与したほか、貸与に関する契約を交わした際、法律で定める契約解除に関する事項が記載されていない書面を交付した疑いで富山市に住む自由業の男が逮捕されました。
特定商取引に関する法律違反(不備書面の交付)及び医薬品・医薬機器等の品質・有効性及び安全性の確保等に関する法律違反(販売・授与等の禁止)の疑いで逮捕されたのは富山市に住む自由業の男(70)です。
男は去年5月下旬から6月上旬までの間、新潟市に住む80代女性と石川県に住む80代男性に対し、厚生労働大臣の承認を受けていない医療機器を貸与したほか、貸与に関する契約を交わした際に法律で定める契約解除に関する事項が記載されていない書面を交付した疑いが持たれています。
男は「ブルーエナジークリハラライト」と称する懐中電灯を入会金8000円、1カ月8000円で貸与していました。
また、光を浴びると「がんが治る」「耳鳴りが消える」「歯が痛いのが治る」「痛い箇所にライトをあてると痛いのが和らぐ」などの効能をうたっていました。
80代女性は富山県に旅行に行った際に知人を介して男と知り合いになり、その後契約を交わしたといいます。
80代男性はある日突然自宅に男が訪れ、その際に契約を交わしたということです。
80代女性から「怪しい契約をしてしまった」という旨の届け出が警察にあったことで事件が発覚。
警察の調べに対し男は「役務提供契約の解除に関する事項が記載されていない書面を交付したことは間違いありませんが、契約した場所が違います。また、ブルーエナジークリハラライトは医療機器ではなく、ただのライトです」と供述し、容疑を否認しています。
警察は、ほかにも被害者がいるとみて被害者の確認や事件の経緯などについて調べを進めています。
