大阪府堺市の障害者支援施設で、虐待問題などを公益通報した看護師ら3人が解雇などの不当人事を受けたとして賠償などを求めた裁判で、大阪地裁堺支部は原告らの訴えを概ね認める判決を言い渡しました。

判決文などによると、堺市の重症心身障害者支援施設「ベルデさかい」で働いていた看護師ら3人は2019年、職員が入所者に虐待行為をしているとして市に公益通報しました。

施設の運営法人は3人に自宅待機を命じた後、1人を解雇し、2人を配置転換しました。

3人は不当人事により精神的苦痛を受けたなどとして、法人を相手取り、賠償や解雇の無効などを求めて提訴しました。

きょう=30日の判決で大阪地裁堺支部は「排除する目的でされたものと認めるのが相当」などとして、法人側に慰謝料や未払いの賃金など合わせておよそ2000万円の賠償を命じました。

解雇された原告の朝倉隆介さんは判決後、「公益通報したのは、被害者さんたちのため。そこに対して救済が出なかったのは残念に思っている」と話しました。

関西テレビ
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