高速道路の通行止めが続く中、鹿児島で育てた農作物が思うように配送できないという影響が出ています。

収穫のピークを迎えたぶどうが実る、指宿市の観光農園を取材しました。

農業用ハウスが立ち並ぶ指宿市開聞の迫田果樹園です。

40年にわたり季節ごとの果物を生産・販売していて、今はブドウが収穫のピーク。

30日もぶどう狩りを楽しむ家族連れの姿が見られました。

鹿児島市から
母:「SNSで調べて来た。(来たのは)初めて」
子:「楽しかった」
Q.好きな果物は?
子:「シャインマスカット」

ところでこちらの果樹園では例年、育てた果物のうち、県外への出荷は約4割を占めるということですが・・・

井上彩香キャスター
「収穫、出荷のピークを迎えているこちらの果樹園のぶどうですが、地震の直接的な影響はありませんでしたが、配送に影響が出ているそうです」

29日朝、迫田果樹園には配送業者から「高速道路の通行止めにより、鹿児島内で数日間止まる可能性があるので、生ものは控えた方がいい」と連絡がありました。

迫田果樹園・迫田竜一郎さん
「道路が通れないので、様子を見ながらという感じで、もしかしたら送れなくなる可能性もあるということだった」

商品廃棄の可能性が頭をよぎる中、30日朝、当初は30日の午前中に茨城に到着する予定だった商品が、福岡の中継地点に到着したとの連絡が入り、ひとまずは商品を配送できる見通しが立ちました。

果樹園では、県外への発送が多いことから、ふるさと納税の返礼品の発送を一旦ストップしていましたが、これについても、31日から再開するということです。

果樹園では、食べ頃を逃さず旬の果物を消費者に届けるためにも、物流の早期回復を願っています。

迫田果樹園・迫田竜一郎さん
「一番美味しい時にお客さんの元に届けられるようにして出荷しているので、できれば1日も遅らせることなく届いてほしい。飛行機を使ったり、フェリーを使ったりという手配を国や行政がしてくれたらありがたい」

鹿児島テレビ
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