熊本地震の発生から4日目です。
最大震度5強を観測した県内では50を超える公共施設と社会福祉施設で被害が確認されているほか、鹿児島県いちき串木野市では水道水の濁りが依然解消されていません。
令和8年熊本地震では県内でも薩摩川内市やさつま町などで最大震度5強を観測しました。
県はこの地震による各地の被害をまとめ、30日発表しました。
それによりますと、薩摩川内市の市役所庁舎やさつま町の学校など、県内の37の公共施設で被害が確認されたほか、高齢者グループホームや保育所などの社会福祉施設の被害も15カ所にのぼるということです。
また、いちき串木野市では地震の影響で水道水の濁りが続いています。
市が給水活動を行っている中学校跡地には、朝から住民の姿がありました。
市民
「お米を洗ったりするとすぐ無くなるから困っている。いつまで続くか心配」
こちらの男性は勤務する保育園で使う水を確保していました。
保育園勤務
「子供たちのうがいや飲み水のところで対応している」
給水の対象は、冠岳地区や生福地区など739世帯・1496人です。
復旧の見通しは立っておらず、市は水質が改善するまでは、飲み水としての利用を控えるよう呼びかけています。
地区の公民館長を務める男性は多くのタンクを車に積み込んでいました。
車を持っていないといった理由で、給水所に行けない近所の高齢者に水を届けています。
1人暮らしの女性
「(持ってきてくれるのは)ありがたい。お茶やご飯用に使う」
いちき串木野市 大六野公民館・吉村光昭館長
「私も水が濁っているような感じはしないが、沸かして飲んでもダメだと言っているので、一日でも早い復旧を願っている」
いちき串木野市では、濁りを解消するために水源地など3カ所で清掃活動を行い、1日も早い復旧を目指しています。
いちき串木野市 上下水道課・井上剛一さん
「地震が起きてから24時間体制で職員が交代しながら、濁りを除去する掃除などの作業している。少しでも早く皆さまに飲める水として配れるよう鋭意努力、作業をしている」
