熊本は週末にかけてさらに暑さが厳しくなり、週明けには40度の予報も出ています。

こまめに水分をとることが重要ですが、満足に水を確保できない場合もあるかもしれません。
その場合にはこうした対策もあります。身に着ける衣服をゆとりのあるサイズや乾きやすい素材にすることで、風通しもよく汗と熱がこもらないようになります。また、ぬれたタオルなどを肌に当ててうちわで風を送ると効率よく体温を下げられます。そして、手のひらや足の裏を冷やすことも効果的です。ここには太い血管が流れているので、冷やすことで体温を下げることができるということです。

遠藤玲子キャスター:
熱中症も心配ですし車中泊をされている方の体力面も心配ですが、避難生活が長引いてくると心の面の負担も大きくなってきますよね。

10年前の熊本地震や能登半島地震の際、現地で活動された日本赤十字社医療センターの松浦直子さんにその辺りのケアについて聞きました。
心身の不安から体調を崩さないためにこちらの2つを挙げています。1つ目は「人とのつながり」です。同級生、職場仲間など普段から築いているコミュニティーと接することで孤立を防ぐこと。そしてもう1つは、「ストレス発散」です。数分でもいいので音楽を聴く、本を読む、こういった地震と関係ないことに集中して心を落ち着かせることが効果的だということです。

三宅正治キャスター:
大人はまだ我慢できても、小さなお子さんってなかなかそれは難しいじゃないですか。10年前も、やっぱりお子さんの心のケアというのが1つ大きな問題になりましたが、今でも本当だったら夏休みで楽しい予定とかもいっぱいあったかもしれない。でも、それもうまくいかなくて不自由な生活を余儀なくされている。相当ストレスがたまっていると思います。

お子さんとの向き合い方についても松浦さんに聞きました。
避難所などで子供が災害の絵を描いたり、不謹慎なことを言ったりする「ごっこ遊び」をする場合があるといいます。松浦さんは大人がそれを叱ったり否定したりせず、子供の不安の表れとして受け止めることが大切だと指摘しています。
絵や言葉で発散していたものが否定されると、気持ちがより落ち込みトラウマになってしまう恐れもあるということです。

大変な避難生活ですが、大人も子供も少しでも心を休めて過ごせることを願っています。