3人が死亡したイオンモール熊本の爆発事故。
29日午後11時30分現在も3人の安否が分かっていません。
現場では一刻も早い救助に向けた活動が続く中、イオンは29日夕方、事故後初めてとなる記者会見を開きました。
イオン・吉田昭夫社長:
尊い命を失われた方々がおられる事態を招きましたこと、大変重く受け止めております。ご遺族の皆さまに深く深くおわび申し上げます。
がれきで埋め尽くされた熊本県最大級のショッピングモール。
総務省消防庁が撮影したイオンモール熊本の捜索映像では、はがれ落ちた天井が床に落ち破片やがれきが散乱した店内で、ヘルメットにライトをつけた隊員がむき出しになった建物の骨組みをのぞき込んで中の状況を確認している様子が確認できます。
熊本地震の発生から約1時間半後に起きたイオンモール熊本の爆発事故。
イオンモール熊本の従業員:
車に乗っていても大きい地震が来たと思うぐらいの音と心臓に響くような音。
イオンによりますと、女性3人が死亡、1人が心肺停止、今も3人の安否が分かっていません。
その時いったい何があったのか、状況が少しずつ明らかになってきました。
地震発生当時、イオンモール熊本には約4500人の客と従業員がいたといいます。
イオン・吉田昭夫社長:
揺れが収まった後、屋外への避難誘導を逐次行いました。17時ごろにお客さま・専門店・グループ従業員が平面駐車場に避難した。
従業員による利用客の避難誘導は午後5時ごろに完了。
その約50分後、2階の南側中央付近で爆発が発生しました。
爆発の原因について、イオンの吉田社長は「現場を確認するとガス爆発の可能性が高いとのことだが、消防から正式な見解が出ていない。(Q. 現場周辺にガスが漏れる可能性がある施設は?)爆発があった場所そのものには飲食店はなく、(ガス供給管の)経路の途中になる。フードコートはそこからずいぶん離れた東側にある。2階部分の損傷が非常に大きい。南側の部分の一角に集中した爆発という認識。南側の部分の一角に集中した爆発という認識」と述べました。
ガス供給経路の途中で起きたとみられる今回の爆発。
警察庁が公開した2階部分の映像を確認すると、特に中心部が爆発によって見る影もないほど一変していました。
しかし、カメラが180度向きを変えると、大きな損傷はほとんど見られず、爆発は建物内の特定のエリアで局所的に起きたと考えられます。
イオンは、ガスの遮断装置が作動していたかについては調査中としています。
イオン・吉田昭夫社長:
基本的にはお客さまの誘導は30分で済んだ。従業員の避難も完了していたのではという認識を当初は持った。(従業員の)一部の人が何らかの理由で中に残った。その理由はわからない。
現場では、安否不明者の懸命な捜索が続いています。
