イランは、ホルムズ海峡をめぐりオマーンが提案した共同管理案を拒否し、独自の管理案を示しました。
イランのガリババディ外務次官は28日、国営テレビに対し仲介国のオマーンが示したホルムズ海峡の共同管理案について、「安全保障上の懸念に対応していない」として拒否したことを明らかにしました。
そのうえで、ガリババディ外務次官は「海峡を通過する往復航路のうち一つをイランの領海内に設定し、反対方向の航路も一部が領海を通る」とするイラン独自の案を提示したとしています。
こうしたなか、アメリカ中央軍は28日、サウジアラビア軍とともに、イラクにある親イラン武装組織の武器や補給に関連する施設を攻撃したと発表しました。
アメリカ中央軍は親イラン武装組織がサウジアラビアの石油施設などを攻撃していると主張していて、親イラン武装組織は今回の攻撃で少なくとも20人が死亡、32人が負傷したと発表しています。
一方、イラン革命防衛隊はヨルダンのアメリカ軍基地などに向けて複数の弾道ミサイルを発射し、アメリカ中央軍はミサイルはすべて迎撃したとしていて、戦闘再開への懸念が高まっています。
トランプ大統領はホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、イラン情勢や今後の対応について協議しました。
ホルムズ海峡をめぐる対立は依然として打開の見通しが立たず、中東情勢の緊張が続いています。
