27日も列島の広い範囲で大気の状態が不安定になっていて、この時間は関東の山沿いなど各地でゲリラ雷雨が発生しています。

連日のように列島を襲うゲリラ雷雨。
その猛威をカメラが捉えました。

強い日差しでかげろうが発生した大分・日田市。
午後3時半に最高気温が40度に達し、観測史上初めて九州地方で酷暑日となりました。

一方、暑さがもたらす不安定な空模様。
27日も東京都内でゲリラ雷雨が発生しました。

午後4時ごろ、東京・国立市では少しずつ雨が降ってきて、遠くの方に黒い雲がかかっているのが確認できます。

午後2時過ぎの宮崎・椎葉村の映像では、激しい雨が車の屋根をたたきつけていました。
撮影者によると、雷が鳴り響き、雨に交じってあられも降ってきたということです。

大粒の雨が降り出し、天気が急変した三重・伊勢市では、アスファルトをたたくように雨が降りました。
また、雨どいから激しく水が噴き出す様子も見られました。

27日は九州から関東にかけ発雷確率が高く、午後からは1時間に50mm以上の雨をもたらす雨雲が各地で湧き出し、ゲリラ雷雨が広い範囲で発生しました。

避暑地として人気のエリアでもゲリラ雷雨が発生。
長野・軽井沢町もザーザー降りの雨で、午後3時に気温が22.9度まで下がりました。

神奈川県の箱根町でも天気が急変しました。
静岡・裾野市では、庭の花壇がわずか数分で足首付近まで水位が上がったということです。

関東甲信では連日ゲリラ雷雨が発生しています。
25日の土曜日には、山梨・笛吹市でレベル4の土砂災害危険警報が出されるなど、1時間に約110mmの大雨が降ったとみられています。

このゲリラ雷雨が、今が旬のフルーツに大きな影響を及ぼす事態に。

山梨市内にある果樹園を取材すると、収穫前のモモが実っていました。
しかし、別のモモの木は枝が折れてしまっています。

さらに、ゲリラ雷雨の強い雨と風によって枝が折れ、桃が落下してしまったといいます。

ふりや農園・降矢隆さん:
雨や風が吹かなければ落ちなかった。モモは落ちると傷んでしまう。

落下してしまったモモは出荷できず、損害が出たということです。
さらに、モモ以外にも上り旗やテントなどに被害が及びました。

ふりや農園・降矢隆さん:
そりゃがっかりしましたよ。1年に1回しか取れないんですからね。野菜みたいに毎日とれる訳じゃないから、1年に1回で収穫がパーですからね。

新潟市内を走るバスの床を見ると、道路が冠水したためか、流れ込んできた雨水で車内が水浸しに。
新潟市中央区にあるショッピング施設では、お店の前の道路が完全に冠水して川のようになっていました。

新潟市には26日、一時、大雨や土砂災害のレベル4の危険警報が発表されました。

飲食店などが点在する路地裏も冠水。
ごみや看板などが水で流されている様子も見られました。

この災害級の大雨被害から一夜明けた27日、浸水被害があった店ではその片付け作業が行われていました。

NAKAMA・澤渡和輝さん:
このぐらいまで(水が)上がったんで、だいぶ浸水したんじゃないかなって感じです。

店の中はというと…。

NAKAMA・澤渡和輝さん:
キッチンの方は逆流して、もう冷蔵庫とかの電気系統とかも全部止まっちゃったんで、ブレーカー落ちて。なんでそのあたりの中のものはもう使えないかなみたいな感じです。

床を掃除するなど営業に向けての準備が行われていました。

関東ではこのあとの帰宅時間帯も天気が急変する恐れがあります。
また28日も、東京都心でも発雷確率が高くゲリラ雷雨が発生する可能性があり、最新の情報に注意が必要です。