25日に会期末を迎えた国会で、激しい論戦が交わされました。
衆議院では27日、高市総理が出席して予算委員会の集中審議が行われました。
閉会後にずれ込んだ注目の論戦。
内閣支持率の下落を問われた高市総理は何を語ったのでしょうか。
27日朝、笑顔で委員会室に入った高市総理。
週末の世論調査で支持率が大幅に下落したことや、自身のSNSに睡眠不足であることを投稿したことを踏まえて、野党側から追及を受けました。
中道改革連合・階猛幹事長:
最新の主要新聞の世論調査、内閣支持率は大幅に低下しています。総理は0~3時間睡眠が常態化するほど働いてきたわけですが、それにもかかわらず内閣支持率が低下している原因をどのように考えていらっしゃるか、お答えいただけますか。
高市総理:
一つ一つの世論調査の結果について、下落している原因を私自身が分析することは困難でございます。原因に関してはわかりません。
週末の報道各社の世論調査で、支持率が10ポイント以上下がった高市政権。
「原因は分からない」と答えた高市総理に対し、中道の階幹事長は…。
中道改革連合・階猛幹事長:
一つは物価高で冷房や食事を控えざるを得ない生活者、その暮らしを後回しにしてきたこと。二つ目は国会での説明責任より、SNSでの自己アピールに熱心だった。国旗損壊罪法案や比例定数削減法案、副首都法案など、党利党略に基づく議員立法を数の力で拙速に進めてきたこと。要は国民と国会を軽視し、SNSと維新を重視しすぎたツケがまわってきたんだと。
この指摘に高市総理は、物価高対策などの実績をアピールし、強く反論しました。
高市総理:
物価高対策に取り組んでいないのではないか、いや、最優先で取り組んでまいりました。一世帯あたり標準的に年間8万円を超える支援を盛り込みました。3月には緊急的激変緩和措置で、ガソリン価格全国平均で170円/L程度に抑えるための補助を開始しました。
続いて、質問に立った中道の後藤議員。
高市総理の名前を使った暗号資産“サナエトークン”について追及しました。
中道改革連合・後藤祐一議員:
このサナエトークンに関しては、金融庁から3人が被害にあったという相談があって、違法行為があった可能性があり得る。サナエトークンの取り組みに共感するメッセージを、チームサナエの公式アカウントからリポストしている。総理に伺いますが、このリポストしたことは事実でよろしいですね。
高市総理:
アプリ内のインセンティブであるという認識を疑うこともなくリポストをしてしまった。私が承認したものではなく、また私の事務所がそのサナエトークンという名前の暗号資産が発行されて、取引されるということを承認したものでもなく、それを承知していなかったということでございます。
また、参政党の豊田議員は…。
参政党・豊田真由子政調会長:
総理、この連日の暑さ、本当に災害級でして、気温が40度以上の酷暑が各地で更新されている。すべての国民の皆さまの命と安全、そして生活を守るという国家の一大事。
高市総理:
最新の知見や技術も取り入れながら、熱中対策の実効性を一層高めなければならない。近いうちに閣僚で会議体を作ろうと考えております。
高市総理は、全国的に厳しい暑さが続く状況を踏まえ、熱中症対策を協議する閣僚会議を近く設置する方針を表明しました。
