副首都法や改正皇室典範などの法律を軒並み成立させ閉幕した国会。
27日、この夏最後とされる論戦が繰り広げられました。
珍しいピンク色のスーツで臨んだ高市総理ですが、議論の前から険しい表情で打ち合わせする様子もみられました。
そんな総理に対し、中道改革連合の階幹事長は先日、高市総理が自身の睡眠不足について触れた投稿を引き合いに、先週末の世論調査で内閣支持率が10ポイント以上低下している現状を追及しました。
中道改革連合・階猛幹事長:
世論調査・内閣支持率は大幅に低下しています。総理は0~3時間睡眠が常態化するほど働いてきたわけでありますが、それにもかかわらず内閣支持率が下落している原因をどのように考えているか。
高市総理:
一つ一つの世論調査について、下落している原因を私自身が分析することは困難でございます。原因に関してはわかりません。
支持率下落の原因はわからないとした総理。
一方で、賃金上昇への今後の取り組みを問われると、自身が推し進めてきた物価高対策の成果に多くの答弁時間を使いました。
高市総理:
冒頭に(階)議員がおっしゃいました“物価高対策に取り組んでいないのではないか”。いや最優先で取り組んで参りました。一世帯当たり年間8万円を超える支援を盛り込みました。そして、中東情勢を受けて3月に緊急的激変緩和措置で、ガソリン価格全国平均でリッター170円程度に抑えるための…。
しかし、その答弁の間も「質問通り早く答えてください!」「もう無理。時間がありません」「いやもう長い!」といった野党の声が聞かれました。
さらに、総理はこの夏深刻となったある問題について、新たな対策を検討する方針を参政党、豊田真由子政調会長との質疑で明らかにしました。
参政党・豊田真由子議員:
総理、この本当に過去に例のない暑さ。これは気象や気候の問題ではなくて、国家の“一大事”と考えておりまして。
各地で酷暑日が連発する異常な猛暑に対する政府としての取り組みを問われると、高市総理は「豊田議員の問題意識とってもよく分かります。現在の対策の効果、もちろん検証して参りますが、最新の知見や技術も取り入れながら熱中症対策の実効性をいっそう高めなければいけません。近いうちに閣僚で会議体を作ろうと考えております」と述べました。
さまざまな政策面での成果や今後の取り組みについて歯切れよく語る高市総理。
では、これまで総理の悲願ともいわれてきた食料品の消費税減税について。
国民民主党・長友慎治議員:
(実務者会議の)協議は停滞をしていると言わざるを得ないんじゃないか。最終的な判断は高市総理の政治決断に委ねられると。総理のお考えというものをもう述べるべき状況ではないか。
高市総理:
委員からそのようにおっしゃっていただいたんですけども、(実務者会議が)まもなく取りまとめをしていただけるということですので、その結論を先取りすることはできません。結論を先取りできませんので、その状況をよく見守ってまいります。
国会は、高市総理が消費減税の方向性を明らかにしないまま閉幕しました。
