「Link to 国スポ・障スポ」。
今回は、「水中の格闘技」とも言われる水球です。
女子のキャプテン、黒岩鈴可選手は、宮崎への恩返しの舞台にしたいと意気込みます。
水球女子、宮崎県チームのキャプテン・黒岩鈴可選手、26歳。
週末、一緒に練習するのは宮崎工業水球部です。
県内には女子選手がほとんどいないため、男子に混じって練習しています。
水球は1チーム7人で行う競技で、専用のプールは水深が2メートル以上あるため泳ぎ続けるスタミナが必要です。
「水中の格闘技」とも言われ、選手同士が激しくぶつかり合います。
黒岩選手のポジションは守備の要・センターバック。
身長1メートル57センチと小柄な黒岩選手は、体格差のある男子選手と練習することで力負けしないプレーを身に着けます。
(藤松舞アナウンサー)
「男子選手との練習、ハードですね」
(黒岩鈴可選手)
「泳ぎも速いし、体も大きいし、力もある。男子と練習させてもらっていることは、国スポに向けてもすごくいい練習になると思う」
一緒に練習する高校生の中には、宮崎国スポを目指す女子選手も。
(宮崎工業水球部 花井うらら選手)
「女子が高校生の中で一人なので、(黒岩選手が)来てくれて女子の面でもプレーを教えてくれてとても心強いです」
(宮崎工業水球部 瀬口奏太選手)
「コミュニケーションがうまくて、どういうプレーをした方がいいか言ってくれるので、とても尊敬しています」
実は、黒岩選手は神奈川県出身。
学生時代には名門・日体大水球部で、インカレ3連覇を経験。
大学の部活の同級生で宮崎工業出身の夫・哲大さんとの結婚を機に、宮崎での生活が始まりました。
水球を続けるか決め兼ねていた黒岩選手ですが・・・
(黒岩鈴可選手)
「本当に縁があって、(関係者から)宮崎国スポの選手で出ないか、宮崎選抜の選手で出ないかという話をもらって、そこから私もやっぱり水球が好きなので、選手として続けようと思って今に至ります」
宮崎の地でさらなる高みを目指し競技生活を続ける黒岩選手。
その原動力は?
(黒岩鈴可選手)
「最近は上の子が、たぶん私が練習に行くのがわかってきて、『ママはフェイク、シュートしに行くの?』とか、『応援に行きたい』とか言うようになってきて、それを言ってくれるだけでも頑張ろうと思う。子供たちにも輝くママの姿を見てもらいたい」
2児の母、そしてキャプテンとして宮崎国スポで頂点をめざします。
(黒岩鈴可選手)
「私にとって宮崎国スポ・障スポは、水球を続けるきっかけをくれた宮崎に最高の結果で恩返しをする大会です」
