仙台市内では7月23日夜から未明にかけて、クマの目撃が相次ぎました。このうち宮城野区の梅田川沿いでは、市が設置したカメラに、クマの姿が写り込んでいました。
暗闇の中、悠然と木を上る1頭のクマ。
これは、23日午後8時10分過ぎ、宮城野区原町5丁目の梅田川の河川敷で撮影された映像です。
仙台市が設置していたトレイルカメラに、体長およそ1メートルのクマが写り込んでいました。
市の職員と警察が緊急銃猟を検討するため現場を確認しましたが、クマはすでに立ち去っていて、付近の木にはクマのものと見られる爪痕があったほか、フンも見つかったということです。
これまでのところ、けが人や被害などは確認されていません。
周辺は住宅街で、7月に入りクマの目撃が相次いでいて、市は同一の個体が梅田川沿いを移動していると見ています。
相次ぐクマの目撃を受け、25日、近くの原町小学校で予定されていた地域の「原町学区民夏祭り」が中止になりました。
原町小学校では7月13日から校庭での活動を中止し、集団下校をするなどクマへの対応に追われていました。
仙台市はこれまでに周辺に箱わなを2基設置していますが、24日、新たに1基を増設しました。
また、青葉区小松島新堤の市道でも、24日午前0時40分ごろ、車で通りががった人が道路を北の方向に横切る体長およそ1メートルのクマ1頭を目撃したということです。
クマが立ち去った方向には住宅が点在していて、警察が注意を呼びかけています。
