岩手県大槌町の山林火災では、町内の宿泊施設もキャンセルが相次ぐなど打撃を受けました。
発生から3ヵ月、客足は少しずつ戻り、本格的な夏の観光シーズンに向けて、受け入れ態勢を整えています。

大槌町では4月に発生した山林火災により、宿泊業を含む商工観光関係の被害額が、約1億円に上っています。

浪板海岸を望む「三陸花ホテルはまぎく」、総支配人の立花和夫さんは、3ヵ月前の様子をこう振り返ります。

三陸花ホテルはまぎく 立花和夫総支配人
「山々が夜になれば赤々と火の粉が見えましたし、日中は煙が立ち込める状況だったので、観光としての商売は大変厳しいというか、もうできない状態」

はまぎくでは営業を停止して、高齢者施設の入所者を受け入れるなどの対応に追われました。

その一方、宿泊のキャンセルは、約1500件に上りました。

三陸花ホテルはまぎく 立花和夫総支配人
「ゴールデンウィークを前にした極めて大事な時期だったので、いつから営業再開できるか、非常に気になっていた」

その後、5月2日の鎮圧宣言を受けて営業を再開、7月1日から宿泊代金が最大5000円〜7000円割引となる県のキャンペーンが始まったこともあって、客足は徐々に回復、7月は平年並みの水準に戻っています。

三陸花ホテルはまぎく 立花和夫総支配人
「お客さまから大槌を応援したいという熱い思いも頂いているので、日々の営業活動の大きな支えにもなっていることは確か」

8月からは、町内での宿泊代金が2000円割引となる、町独自のキャンペーンもスタートします。

はまぎくでは、山林火災の被害を伝えるコーナーを設けたほか、テントサウナなどのサービスも用意し、受け入れ態勢を整えています。

三陸花ホテルはまぎく 立花和夫総支配人
「安心な宿、楽しめる宿、浪板海岸を発信していければ」

岩手めんこいテレビ
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